義姉をめぐって2017/05/25 09:36

後見も無事に始動である。

で、後見人が調べ上げた義姉の資産を見て、
想像もしなかった高額に、ショック!
ケアマネさんも、何度も書類を見直して、
「たくさんあるんですね」と驚いている。
若いケアマネさんにすれば、ほんとうに驚きだろう。

貧乏な私が、この人にお弁当やお菓子を買って行き、
時間を割いてきたのだな、、、
もちろん、義姉は、気を使って、
「M吉さんの名前で一つ口座を作って、そこからお金を出してもらうようにしたらいいんやね」とよく言ってくれていたが、
どうせ忘れるし、そんな手続きが彼女にできるわけがないし、
認知症になった人のお金で口座を作ったりしたら、こっちが問題になる。
「いえいえ、こんなお金くらい、大した額じゃないから」と鷹揚な返事をしていたが、
ん? ちょっと、鷹揚さが薄くなってるぞ、わたし。

義姉は、独身で大手の会社でずっと働いてきて、
特に物入りの趣味もないから、預貯金が多くても不思議はないが、
それにしても、自分の貯えの少なさをあらためて認識し、ガーン!

まだ調べきっていないようなので、まだまだ出てきそう。
う~、耳をふさぎたい気分。
親切にしたくない、という気分になりそうな自分がいや!

後見人の調べで、
怪しまれていた男性は、特に何も不審な動きがないとわかった。
むしろ、認知症が進んでから、義姉が滞納していた督促状を見て、
立て替えて払ってくれたりしている。

それで、お友達づきあいを再開してもらいましょう、と提案した。
義姉は、ほんとうに張り合いをなくしていたみたいだから、
元気な時からの友人との交流は大事に思えるのだ。
後見人もケアマネさんも異議なしで、
その男性に連絡を取った。

S姉は、まだ、
「あんなに何回も電話をしてくるのは、やっぱりおかしい」とか
いろいろ疑問を出してくる。
疑おうと思えば、いくらでも疑えるものだ。
自分の想像の及ばないこと、自分の尺度に合わないことは、
全部排除しようとするS姉の感じが苦手だ。
後見人のFさんについても、ずっと不満を言っている。
先日は、
「時間を守らないから嫌いやねん」と言っていた。
べつに、大幅な遅刻をしたことはない。
ただ、1~2分、遅れてあわてて入ってきたことはある。
私の目から見ると、
Fさんは人がよいので、予定した時間より延長して私たちに付き合ってくれていたことがあり、あわてて次のクライアントとの約束にとんで行ったことがあった。
私たちの会合にぎりぎりで現れるのも、前のクライアントにぎりぎりまでつきあっていたからだろうと想像できる。
が、暇で時間より早く到着するS姉は、そのあたりは想像できないらしい。
先日は、会合の時間よりずいぶん早くメールが来て
「近くまで来ています。もう出かけました?」とあった。
出かけるには早すぎる時間だったのだが、
とにかく、大急ぎで家を出た。
Fさんの事務所に着くと既に来ていたS姉は、
「Fさんに会う前に、話をしたかった」とのこと。
(そんな気まぐれに付き合えないよ)と私の心の声。

世の中には、「自分がルール」という人が結構いて、
周りが振り回されているが、S姉もそれかも、、、、。
まぁ、今、私という味方を失ったら相談する相手がいなくなるので、
今のところ、私にはとても気を使ってくれるが(^^)

自分が直面した出来事とまったく同じ出来事に限ってのみ、
他人に共感できる人がいる。
こういう人の思考の組み立てが理解できない。

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