猫かぶりM吉のブログ

S姉が地域包括支援センターに問い合わせたところ、
義姉をデイサービスに連れ出すのに成功していないらしい。

体験でデイサービスに出かけた日は、
私が相当な時間とエネルギーを割いて同行したので連れ出せたが、
次からは、地域包括支援センターのMさんとケアマネのSさんが連れ出してくれる、という話だった。
ほんとに、やれるかなぁ～と思っていたが、案の定、成功していない。

通信交通費がかさんでも回収する手立てのない私に、
協力を求めるのは、Mさんもはばかっておられるのだろうと思う。

S姉の場合は、義姉の遺産を相続することになるから
（義姉が先に亡くなった場合だけど）、
そこから回収が可能だが、
私は、出費しても回収するすべがない。
それでも、お金が有り余っていたら出費するけどね、
おそらく自分よりもお金に不自由していないだろう義姉のために、
戻ってこないお金を出し続けるのは悲し過ぎる。

週に2回くらいのデイサービスは、義姉には悪くない場所だと思う。
大事にしてもらえるし、自分の話を聞いてもらえるし、
いい気分転換になると思う。
が、まだ自分の時間を自分でコントロールしたい人には苦痛な場所だろう。
友人の亡くなったお父さんは、体が不自由になってからも、
現役時代と同様にマルクス主義経済の研究に関心を持ち続けた。
デイサービスで、歌体操とかをやらされるのはいやだと行きたがらないと友人が言っていた。
私も義姉に同行した日、自分はこんな場所はいやだと思った。
自分のバウンダリーを侵犯されるような気分がした。

自分が行きたくない場所に、義姉を行かせるのはどうか、ということは思うが、
義姉に合っているのなら問題はないと思う。
ただ、それはわからない。

義姉は、その場での相手との良好な交流を指向するから、
合わせてくれているだけかもしれない。
とにかく、連れ出すのは難しそうだ。