お待たせしました!2017/03/14 13:45

またまた義姉ネタです!

って、誰も待ってないか・・・

こんな誰も笑わないジョークで始めたい気分。

今日は、義姉はお試しデイサービスの日だったらしく、
昨日、地域包括支援センターのMさんから、
「いつものようにお声かけをお願いします」と連絡が来た。
その「お声かけ」が、実はどんどん難しくなっている。

とてもじゃないが、私の電話だけで、
Mさんのお迎えで動くとは思えないので、
私も同行することにした。

で、昨夜はまず、予告の電話。
翌朝はもう忘れているのはわかっているけれども、
うっすらと前夜に私と話した記憶がどこかに残っていればめっけもの。
で、昨夜電話をかけて、
今日のお出かけを説明するが、とにかく理解しない。
そして、たびたび彼女の思い出話がはさまってくるので、
結局、今日、お出かけ前に目覚ましコールをする、というところまで話を持って行き、納得させて電話を切ったのは、電話を始めて50分後。

そして、今朝、約束の8時に電話をしようと携帯を手にとった途端、
彼女の方からかかってきた。
「何か約束してたと思うねんけど、、、」と言うので、
またお出かけの話をしたら、
「それが鉛筆が一本もないねん。紙もないねん。ねえちゃんが全部、持って帰ってしまったの。だから、何も覚えられない」と、パニック。
「じゃあ、メモしないでいいよ。覚えておかなくてもいいよ。
また電話するから、お出かけの支度をして、
テレビでも見ていてくれたらいいよ。電話するからね」と、
納得させて、
電話でものすごく時間を食ったので、また、超特急で私も支度。

前夜から、姉が鉛筆を全部持って帰ってしまった、とパニックになっていて、
その流れで、小さい時から姉は難しい人で、、、、、
と延々と繰り返していた。

いつもは義姉のマンションの玄関で待つのだが、
今日は、直接、部屋まで行った。
すると、とてもきれいに片付いて掃除されている。
おそらく、自分で整理して、筆記用具をどこかに入れてしまい、
後はそのこともすべて忘れて、姉のせいにしているのだろうと推測できる。

化粧ポーチもなく、いつもの○○もない、ということで、
それも姉が持って帰ったと言い始める。
見当たらないのは全部、姉が持って帰ったことになっている。
病気だから辛抱強く付き合うが、
これ以上ないほど、マイペースの人だ。
当初の予定より1時間遅れて、
マンションの外で待っているMさんと合流。

とにかくなんとかデイサービスに連れ出して、
やっとこさで、一息。
昼食中、ずっとしゃべり続けている義姉は、いつ食物を咀嚼して飲み込んでいるのだろうか?

私の疲れに気づかれたのか、
もう一人、センターのNさんが来てくれた時に、
Mさんが、「もうお帰りくださってもいいですよ」と言ってくれたので、
帰って来た。

つ、疲れた~。

筆記用具と小さな手帳を持って行ったが、
次までにあれは存在するのだろうか?
何度も何度も、
「これ、誰の?」と聞くので、
「もうあなたにあげるから、返さなくていいよ」と何度も何度も答える。
持参した筆箱に、その旨、メモを書いて入れておいた。
筆箱を見た時に、
これは誰のかと考え、
中を見て、メモを読んでくれたら、事態は理解するだろうか。
いや、わからない。
メモを捨ててしまえば、もうわからなくなるだろう。

何もかもわからなくて、すべて忘れて、
でも、思い出話や人生観や人間観だけは、滔々としゃべり続ける。

「デイサービスなんか行きたくない」と抵抗していた
朝のパニックはなかったかのように、
「私って、全然、困ってないし、呑気なの」と、にこにこして
Mさんと私を相手にしゃべり続けるのを見ていると、
早くボケた方が勝ち、みたいな感じすらする。