めったに書かない時事ネタを一つ2014/06/24 09:15

 時事ネタにそんなに疎いわけではないのですが、結構他で消化していたので、ここには自分の日常の風景を書くにとどめようと思っていました。

 でも、今回の「事件」はちょっと感慨深かったので、書いてみたくなりました。
 詳しいことはすでにテレビなどでずいぶん報じられていましたから、皆さんはご存じだろうと思いますが、東京都議会のセクハラやじのことです。
 事件そのものにはもちろん腹を立てていましたが、その後のマスメディアの取り上げ方や一般の人々の反応に、実は感動していたのです。
 こうした野次が許されない社会になった、ということに、涙が出て来ました。
 この人生で、どれほど、女であるということで、いやな思いをしてきたか。職場で学校で町中で、女性として生きることは、ほんとうに辛いことでした。実は、大学で教える立場になっても、男子学生からセクハラっぽい言動がくるのでした。読むに堪えないことがレポートに書かれていたり、です。(最近は、おかげさまで、年を取って、なくなりましたが。)

 女は、道を歩くのですらいやな思いをさせられてきたのですが、それはなかなか男の人には理解できないことのようでした。
 一度、もう仕事をリタイアした父と母と出かけたことがありました。駅のホームで、一瞬、父が酔っ払いと思しき人にからまれました。一瞬のことですが、すでに高齢になっていた父は、かなり驚いていました。私はむしろ父のその驚きようにびっくりしました。
 決して、こわがりの父ではありません。近所のもめ事にも呼ばれて仲裁に入るような、いろいろな困難も乗り越えて来た人です。戦争でも激戦地に行っているし。
 その驚きようは、経験のないことに遭遇した感じだったので、
「お父さん、あんなふうに酔っ払いにからまれたのって、初めて?」と尋ねましたら、「ああ、初めて」と、まだ少し驚いたような表情でした。
 私は、「そういうことか」と思いました。だって夜に一人で歩いていると、そのような酔っ払いのいやがらせなど日常茶飯事でしたから。
 そうか、男の人は、このストレスを知らないんだ、と初めてわかった気がしました。

 だから、今回の都議会の事件について、見過ごしにされなかった、うやむやにされなかった、女性議員が全面的に擁護された、そのことにしみじみ感動して、うるうるしたのでした。
 社会は少しは進歩しているのだと思いました。時代は変わったのだと、本当にしみじみ。
 生きてて良かった、と思えた瞬間でした。いや、大げさでなく。

浪費癖2014/04/07 11:32

 実は、私は貧乏です。
って言うと、「ウソやろっ」と突っ込む友人の声が聞こえて来そうです。
でも、ほんとなんです!

 ただ、なかなかそう見えないらしいのです。周りの友人の多くは間違った印象を持っています。でも、私の実状を知っている昔からの友人は、時々、「よく考えてお金を使った方がよいよ」と忠告してくれます。

 なぜなら、私には浪費癖があるからです。これは、私の母、さらにその母から譲り受けた傾向です。母方の祖母は、お金を持つと、あるだけ使ってしまう人だったので、家計を任せられなかったそうです。会ったことはない人なので、母から聞いた話です。で、その母がなかなか凄いです。買い物がストレス解消になるのかもしれませんが、小物の買い物に躊躇するのも、吟味するのも見たことがありません。通りすがりに勧められたマネキンの着ているバカ高いコートを、需要もないのに買いそうになっているのを、娘があわてて止めたこともあります。

 一緒にデパートなどに行くと、私の息子と娘が、「おばあちゃんを阻止しろ」とあわてます。ある日、母が高級ブランドのバッグを買ったのを知って、「目を離したのが悪かった」と、息子は悔やんでいました。そしてそのバッグは、衝動買いですから、自分には似合わないと思ったらしく、結局、私のところに来ました(^^♪)

 価格ラインは心得ているのですが、購買可能な価格ラインの商品については、吟味も再考もしません。で、どんどんお金がなくなっている様子。心配です。

 で、かく言う私が確実に母の行動パターンを受け継いでいます。若い頃、夫の安月給だけでやりくりをしていた頃、近所の主婦のおねえさま方(同じ職種で、年齢分だけ彼女たちの夫は給料が高い)から、「まだ若いから、給料は安いのに、あなたは我慢しないで買うよね~」と呆れられました。
 そうなんです、節約というのが出来ない。母と違って、仕事もしてきましたから、稼ぐということの大変さはわかっているはずなのに、どこかのほほんとしていて、無駄な買い物をしてしまいます。
 私の死後、意味なく、IT系の小物がぞくぞく出て来て、子ども達は呆れるだろうか、「やっぱり~」と笑うのだろうかと思います。

 子ども時代、文房具や洋服やその他の小物を、過剰にあてがわれていた生活習慣なのかなと思います。

 で、今でもお金持ちだと錯覚されて、いろいろ売りつけられたり、カンパや寄付を求められます。

 少ない年金だけで暮らさないといけない生活がもう目前、(と言うより、今でも雀の涙ほどの賃金でパート仕事をしているだけ)、節約の習慣が身につかず、つつましい暮らしというのがどういうものかわからない私の不安は、実は結構、大きかったりします。わずかな貯金が底をついた時、この世からうまくサヨナラできるといいのだけど、と漠然と思う日々。どこまでも漠然としているのも、いかんなぁ~。切羽詰まらないと、なかなかピンとこないのも、まずいです。
 無理なく節約できるコツを誰か教えて~。

エイプリル・フール2014/04/02 17:07

 昨日のGoogleのエイプリルフールねたをご覧になりましたか?
私は娘に教えてもらいました。二人で大笑いです。

 タッチパネル用のマジックハンドを開発したのだそうです。日本語を入力するのに、これを使うといかに便利かが力説されています。右側に付き出ているこのハンドルを操作するんだそうです。
動画で解説されています。


付け替え用の指もあるそうです。


孫の手では、背中を掻いている映像が、、、。左利き用もあって、至れり尽くせり。


 持ち運びに便利なモバイル版もあります。ネクタイ型です。

 なんか、指が可笑しい。動画で、動いているシーンも見せてくれます。
エイプリルフールのネタ、気合い入ってます。

健康の度合い2014/03/13 10:01

 私は 物心ついた頃から、頭痛持ちだし、肩こりはするし、お腹は調子が悪いし、生きるということは、なんとなく「だるい」「ちょっとしんどい」ことでした。それがデフォルトだったので、熱を出したり、お腹が特に痛んだりしていなかったりすれば、「健康」な状態でした。

 私の学校時代は週6日、土曜日も半ドンではありましたが授業がありました。このスケジュールをこなすのは、私にはかなり厳しいものでしたが、特に「病気」でない限り、学校に行かないと叱られます。で、朝、ほんとうにいやいや学校に行き、放課後は家に帰るとぐったりしていました。寝そべってお菓子を食べながらテレビをぼんやり見ていました。だって、もう、何をするエネルギーも残っていないのですから。

 明らかに病弱の子、というのがクラスには必ずいましたが、私はそれでもなかったので、自分は「健康」だと思っていたのでした。
 大人になって、自分とは違うタイプの「丈夫な」人がいると知りました。実にエネルギッシュ。お腹も丈夫。同じ食事をしてもダメージがない。朝からきびきび動ける。「ウソ!」「ナゼ?」と、茫然としました。

 子どもの頃から、母には「あんたはからだが弱い」と言われていましたが、その母が私以上に「弱さ」をアピールしていましたので、私は母に比べて丈夫だと、子ども心に頑張っていたような気がします。
 
 健康そのものだったはずの人が先に亡くなるのですから、長命かどうかはまた別の話です。私の母は、若い時から「弱さ」をアピールしてきましたが、先日は「100歳まで生きる夢を見た」などと言っていましたし、ストレスフリー、省エネルギーの生き方を徹底していますから、それも夢ではないかもしれません。

 長命かどうかは別にして、人には「体調」というものがあり、それが大きく仕事効率に影響していると思います。でもそれは自己管理の範疇にあることのようです。「病気」ではないけど「虚弱」な人がフルタイムで働けなくて収入が少なくても、物価が安くなるわけではないし、消費税は同じようにかかるし、、、。
 
 年を取ったら仕事効率が落ちる、ということは認知されているけれど(私は自分にそれを許し始めている)、働き盛りの年齢で仕事効率の悪い人は、負荷を背負って大変だなぁと、思ったりします。
 まぁ、「健康」をつくり保ちやすい環境の整備、ということから考えないといけないのでしょうけれど。
 「からだが弱い」母が、私の健康づくりに寄与するだけの育児が出来なかったということは十分に考えられることで、仕事効率だけではなく、そういう生活環境にも負荷がかかるのかなぁと、そんなことを考えます。

 ま、今、あんまり体調が良くない、というのがこんなことを考える理由です。

アンドロイドのしり2014/01/29 14:45

Siriさんの話題ついでに、ちょっと補足です。
アンドロイド系の端末には、「しり」という同じようなアプリがあるらしいです。

子どもたちは、アンドロイドユーザーなので、この「しり」で会話をさせてもらいました。
最初に質問をしたら、
「ごめんなさい。Siriより頭が悪くって、、、」と、妙に殊勝に登場しました。
何度か試みたのですが、何も教えてくれません。
で、
「役に立たない」と文句を言ったら、
「何でもわたしに頼るのは間違いです」と、言われてしまいました。
あんまり、役に立たないので、息子が「おまえはアホや」と言ったら、
「アホ言うもんがア~ホ」と返されました。
あんまりなのでさらに罵ってしまったようです。すると、
「表へ出ろ!」とか言われていました。
(喧嘩になってる~^^)

ある人のサイトには、こんな「しり」が紹介されていました。
今日のお天気を尋ねたら、
「暑かったり寒かったり晴れたり曇ったり雨が降ったり雪が降ったりするでしょう」って。
うちのSiriさんなら、ちゃんと天気予報をキャッチしてくれるけどなぁ~(自慢^^)

私の知っているアンドロイドユーザーは、みんな「しり」を削除してしまっています。
きっと、みんな喧嘩したんだわ(大笑)