年寄りは傷ついている2016/06/08 09:24

若い時は、想像もしなかった。

年を取ると、こんなに心傷つくなんて、、、。

何に? と言われれば、たくさんあり過ぎて、、、
日々、自分の劣化に傷つく。
見た目の老化、能力の低下、体力の著しい衰え・・・

まぁ、人にもよるのだろうけれど、
私はとても心傷ついている。

気力でなんとかなった時代も過ぎ、
もうどうしようもなく、生き物としての終盤を生きている、と日々実感する。

長老が尊敬される文化は、生き残る年寄りが、頑健な肉体と精神力を持っているからの話。
だからこそ、その経験が次世代に寄与する。
でもただのお年寄りは、体力はなく、知的能力も衰退し、経験も忘却の彼方へ。
何か文化的に寄与することがあるのか。

今、最後の力をふりしぼって、学生さんたちに、自分の持っているものを手渡そうとしている。
学内で、あるジャンルのサークルを作りたいという動きが出ているので、
そして、それを支援できるのは私だけだと思うので、(力のある先生たちはいると思うけど、なにしろ、意欲、熱意がない)、
私の最後の仕事かなぁと思っている。

「ほんとうは自分たちでやるべきことを、先生に、そこまでやっていただいてすみません」と、授業中は頼りなく見えていた学生が、課外活動になると、俄然、しっかりと大人びてくる。
いや、私も授業の時にしか見られなかった学生たちが、こんなにもしっかりしているのを見てうれしい。
結構、長く授業をしてきたが、非常勤なので、ほとんど授業だけのかかわりでしかなかった。
最後にうれしい出会いだ。

まぁ、出だしだけは、手を貸そうと思っている。
そのうち、自立してもらわねばいけないのだけど、、、。

それで、私の長老物語は幕、かな。

あとは使い道のない、病弱なぼっとしたお年寄りとして、で死ぬまで生きるしかない。
高齢者にかかるコスト。
どう考えるかなぁ。

リモコン貸して!2016/06/08 14:19

いや!

絶対、いやだから!


おっとぉ・・・2016/06/08 18:41

某自治体の仕事をそろそろ辞めようと思っていた。
私の居住地域じゃないし、地元でまだ現職で頑張っている人もいるし(私より年上だけど、私より絶対元気!)、
その人にもうお譲りして、引こうかなと思っていた。

そうしたら、
まったく別のところで関わっている人から、
後任を頼まれた。
また違う自治体の仕事だが、内容は今やっているのと同じ。
こちらは、なんとなく、断りにくかった。
「M吉さんのことを話したら、喜んでたわ」とさえ言われるし、
その人との関係も良好に続けたいという思いで、つい、引き受けた。

で、そのことを忘れていた。
今日、その自治体の職員さんから電話。
「あ、そうだった・・・」と思い出した。
「はい、はい」と愛想よく対応していたら、
「それで、会長もお引き受けいただきたく、、、」
「え? 今、なんとおっしゃいました?」
「はぁ、会長をお願いしたいと、、、」

そうだった。
それも、忘れてた。
私に後任を頼んできたその人は、会長ポジションだった。
それで、後期高齢者の仲間入りをしたので、退任なのだ。

後期高齢者のその人の後を、前期高齢者の仲間入りをした私が引き継ぐのか、、、。
まさに、超高齢化社会だわ。
いやいや、総活躍時代、、、

こうなったら、前からやっている自治体の方も断るわけにはいかなくなった。

今頃、こんなことになって、どうするんだ、M吉よ。
嘗て、もう少し若い頃も、確かに何重にも仕事を引き受けていたことはあったが、体力的にも、もっと無理がきいたと思う。
勢いでやっていけてた。

今の私にそれができるか?

掉尾を飾る?
こういうのって、こういう時に使うの?
要するに、消える寸前のろうそくがひときわ強く燃える、みたいなもんかなぁ。