ちょっと哀愁2016/06/03 20:25

お腹が空いていなかったのでお昼を食べなかったら、仕事の帰りにとても空腹になってきました。
で、三条京阪の駅上にあるレストランエリアに行って、食事をしようと思いました。
お気に入りの、気の利いたお総菜とご飯をランチで出しているお店があって、3時とか4時頃の中途半端な時間に入っても、カフェ客も多く、なかなかにぎわっています。
で、そこを目指して行ったら、エリア全体がなくなっていました。
(ガーン!)

栄枯盛衰は激しい。
と言っても、13年続いたそうです。13年の間に、ごくたまにしか行かなかった私には何も言えないけど、、、。でも、残念!


で、この空腹をどうしよう、と河原町を四条に向かって歩き始めました。
実はもう一軒、目指していたお店があったのですが、
「どうせ、もうないだろうなぁ」と思ったら、やっぱりなかった、、、。

河原町は歩きたくなかったのです。
だって、大阪でいくらでも見かけるチェーン店だらけになって、昔の京都の風情はありません。
私の祖父が、「この店は、新しい店や。昔からの京都の店とは違う」と言ってたような店が、今や老舗に・・・。

もちろん、昔ながらの店もポツンポツンと残ってはいますが、なんか風前の灯に見えて、侘しくなります。
歩いていても、全然うれしくない。
いかにも「京都」を装った新しい店が観光客を集めているのを見ると、
苦々しい気持ちに。
(やだ! わたし、おじいちゃんみたいになってる!)

母も一緒に歩いたら、きっと、「もう、どこかわからへんようになったねぇ」と言いそうです。

で、結局、高島屋のレストランへ。
昔、デパートには「大食堂」というのがあって、いろいろなジャンルのメニューがあるので、重宝していました。
今もそういうのがありましたので、そこに行きました。
と言うか、他のお店は高いんだもの。
和食膳は絶対、3000円を下らない。ふだんの食事には高いでしょう、と、
パート労働者の私は思います。

で、そのとき、食べたかったものに一番近いメニューを頼みました。


結局、母のお供でランチをしていたときみたいな、メニューです。
母を思い出して、一人で食事をしました。