枚方宿2016/03/20 10:46

歴史好きの方なら、詳しい方も多いと思いますが、先日、枚方宿というところに行きました。
私は初めて。

息子が休みがとれたと誘ってくれたので、所用に付き合ってもらい、そのついでに立ち寄ったのです。
息子は、「歩く地図帳」みたいな人で、歴史マニアみたいなところもあるので、こういったことは、とても詳しいのです。

仕事自体が出張が多くて飛び回っているのに、休みが取れるとまた旅行にでかける、という根っからのボヘミアンタイプ。
で、彼の案内で、「鍵屋」という資料館にも行きました。
もともと情報がインプットされていない私は、詳しい説明はほとんど頭から抜けていきます。
目の粗い笊のように、ほんのちょっとの記憶が残ります。

くらわんか舟や三十石船などの説明の映像を観たり、レプリカを見たり、その場限りのにわか勉強をしました。
くらわんか舟の乱暴な言葉使いについて、ちょっと、感慨深いものもありました。
地言葉やその発声などがもやもやとした感じで、文化というものに思いをめぐらしたくなります。
う~ん、奥が深そう・・・

「鍵屋」の二階で、和紙で作ったひな人形展というのをやっていました。
ひな人形に興味はなかったのですが、二階に上がりたいので、行きました。
でも、面白かった!
和紙人形の見事さもさることながら、私を惹きつけたのはこれ。


おすましして、整然と並んでいるお雛さま。
でも、お客が帰って、リラックスすると、こうなるのだそうです。↓


食べたり、飲んだり、踊ったり、、、。右大臣なんか、徳利をころがして寝転んでいます。
作者さんのユーモアが冴えています。
もう、お亡くなりになったそうです。

なかなか楽しいプチ旅行でした。