独立独歩ということ ― 2025/01/12 08:31
この、「連帯」を重視する時代環境にあって、
独立独歩という生き方は、あまり楽ではない。
孤立する気はないし、
連携を拒否するつもりもない。
ただ、自分には自分の考え方があり、
行動の仕方がある、というだけのことだ。
しかし、同調圧力を感じたり、
「連帯」や「絆」を強調されると(強要にみえてくると)、
距離を置こうとする自分がいる。
寄り添い合って、
もたれかかり合って、
「ねぇ~」と同調し合っている人たちを見ると、
羨ましくなったり、
入れないことに寂しさを感じたりはするが、
それでも、そこに入り込もうとはしない。
誰もが誰かを恃みに生きているのだろう。
心のよりどころがあるのだろう。
いや、なければ、心細くて仕方がない。
多くのフェミ友は配偶者持ちだ。
長年、別れずに共に生きてきたのなら、気が合うのだろう。
少なくとも、憎くは思っていないのだろう。
そして、唯一、心を許す相手になっている可能性がある。
ある人は、現職を退いたあと、友人ではなく、妹を選んだようだ。
長年の友人よりきょうだいか、、、と、血縁に恵まれない私は思う。
子供を頼る人もいるだろうが、
私は、子供を自分の孤独に巻き込みたくはない。
子供は子供の人生をできる限り楽しんでほしいと思っている。
私の母は、私を頼りにしていたようだが、
それは、母が意識しないまま、私を搾取することだった。
私が母に食い物にされなかったのは、母とは全く別の交友関係があって、そちらを優先できたからだ。
仕事をしていて、つくづくよかったと思っている。
母は、私が愚痴の相手をすることを望んだようだが、(それも、私が自ら喜んで、母の愚痴を聞きたがる状況?)、そうはいかないことを思い知ったようで、
亡くなる数年前には、弘田三枝子の「人形の家」がやたら思い出される、と言っていた。
ダイレクトには言わない。
そうして、私に自分の孤独を知らしめようとしたのだろうけれど、
もはや、母のそういう策略には乗らなかった。
こうして、子供の頃から支配されてきて、自分の不幸の根源に気づいたので、母の策略のいちいちに気づくことはないが、
基本的に距離を置いたので、もう母の罠にはひっかからなくなっていた。
これも、独立独歩の生き方と言えるのだろうか。
頼り合い、もたれ合いを生きる恃みにしている人には、寂しい生き方に見えるだろうが、
いや、私自身も寂しくてたまらないのだが、
それしかできないし、そうして、すくっと立つ以外にないのだ。
独立独歩という生き方は、あまり楽ではない。
孤立する気はないし、
連携を拒否するつもりもない。
ただ、自分には自分の考え方があり、
行動の仕方がある、というだけのことだ。
しかし、同調圧力を感じたり、
「連帯」や「絆」を強調されると(強要にみえてくると)、
距離を置こうとする自分がいる。
寄り添い合って、
もたれかかり合って、
「ねぇ~」と同調し合っている人たちを見ると、
羨ましくなったり、
入れないことに寂しさを感じたりはするが、
それでも、そこに入り込もうとはしない。
誰もが誰かを恃みに生きているのだろう。
心のよりどころがあるのだろう。
いや、なければ、心細くて仕方がない。
多くのフェミ友は配偶者持ちだ。
長年、別れずに共に生きてきたのなら、気が合うのだろう。
少なくとも、憎くは思っていないのだろう。
そして、唯一、心を許す相手になっている可能性がある。
ある人は、現職を退いたあと、友人ではなく、妹を選んだようだ。
長年の友人よりきょうだいか、、、と、血縁に恵まれない私は思う。
子供を頼る人もいるだろうが、
私は、子供を自分の孤独に巻き込みたくはない。
子供は子供の人生をできる限り楽しんでほしいと思っている。
私の母は、私を頼りにしていたようだが、
それは、母が意識しないまま、私を搾取することだった。
私が母に食い物にされなかったのは、母とは全く別の交友関係があって、そちらを優先できたからだ。
仕事をしていて、つくづくよかったと思っている。
母は、私が愚痴の相手をすることを望んだようだが、(それも、私が自ら喜んで、母の愚痴を聞きたがる状況?)、そうはいかないことを思い知ったようで、
亡くなる数年前には、弘田三枝子の「人形の家」がやたら思い出される、と言っていた。
ダイレクトには言わない。
そうして、私に自分の孤独を知らしめようとしたのだろうけれど、
もはや、母のそういう策略には乗らなかった。
こうして、子供の頃から支配されてきて、自分の不幸の根源に気づいたので、母の策略のいちいちに気づくことはないが、
基本的に距離を置いたので、もう母の罠にはひっかからなくなっていた。
これも、独立独歩の生き方と言えるのだろうか。
頼り合い、もたれ合いを生きる恃みにしている人には、寂しい生き方に見えるだろうが、
いや、私自身も寂しくてたまらないのだが、
それしかできないし、そうして、すくっと立つ以外にないのだ。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。