ため込む2015/11/27 10:42

 何をため込むかって言うと、「怒り」です。
いえ、気づいていませんでした。結構、上手にコントロールしているつもりだったのに、たまってたんだなぁと思う出来事が最近ありました。

 エネルギー保存の法則って、昔習ったけど、怒り保存の法則なんてものもあるのかしら?

 少々考え方を変えても、怒りは抑え込んでいただけで、解消していたわけではなかったと、思い知った出来事でした。

 怒りは、出してもよいと思える相手に出されることが多いようです。
無意識のうちに選択しています。
DV夫は、他人の妻ではなく、自分の妻を選んでいます。
虐待親は、よその家の子どもではなく、自分の子どもだから虐待するわけですから、やっぱり選んでいます。
 感情に駆られて、というのはうそではないでしょうし、その時には自分の側に正当性があると思い込んでいたりします。
で、クールダウンしてくると、自分のやり過ぎや理不尽さに気づく。
だから、DVでは有名な、ハネムーン期→緊張形成期→爆発期、というサイクルを繰り返してしまうのでしょう。

怒りは蓄積されてどこかで出口を見つけるものだとすると、よほど出口を慎重に探さないと、はた迷惑になります。
怒りの解放、という考え方もあるみたいで、 怒りをどんどん出させる心理療法を見たことがあるのですが、私には、怒りを出し切る、というのは難しいような気がしてなりません。
怒りはエスカレートするので、煽るとさらに火がつきます。燃え尽きるためには、よほど、時間をかけて(時には一生?)沈静化させないとだめなのではないかと。

と言うのは、怒りは、その一時的な出来事だけではなく、過去に解消されなかったその類の感情を呼び覚まして、増幅されるように思うからです。

だから、怒りは出させるのではなく、その都度、慰撫される必要があるのではないかと。
と言っても一時的に「まあまあ」などと暴れ馬をおとなしくさせるような方法は逆効果ですから、怒りの原因をきちんと解消してあげることしかないような気がします。

このたびの私の場合、過去の怒りの感情を放置して封印してしまったらしく、思いもかけないところで、蓋が開いた感じです。
まあ、ちょっとした失敗です。相手は、思いもかけないところで私に怒られて、わけがわからないでしょう。
怒りは小出しにする方がよいのか、と言うと、これまた、怒りんぼの困ったさんになってしまって、友達をなくすし、、、。

怒りというのはエネルギーが要る、と前にも書いたと思いますが、怒りを出さずに抑制するのも、結構、エネルギーを使っているようです。
亡き母は、ストレス源から遠ざかって、怒りを生むきっかけそのものを回避していました。
だから、「友達をつくらない」と、若いころから言っていました。
友達のいない人生なんていやだと思った私は、母のライフスタイルを真似ないようにしていましたが、ストレス源から遠ざかるのは、賢いやり方かも、と思います。

ストレス源にならない友達とだけ付き合う、というわけです。
で、考えてみると、私は相手のストレス源にならない友達として選ばれていたのですが、結局、こっちがストレスをためていた、のでした。

友達同士、うまくいっている、と思っているときは、相手がストレスをためている、と聞いたことがあるけど、どっちもストレスのないつきあいって、難しいんだろうか?
それは、夫婦もそうらしいです。
いい夫婦だと思っている夫に対して、妻の方は不満たらたら、というのはよく聞く話。
難しいんかなぁ、と未熟者のM吉は、考え込んでしまいます。

最近学生気質2015/11/27 14:53

 テストをする、と予告したら、皆勤の学生が来ない。
どうなってる?

 テストするって言ってるのに、休むって? 思わず疑問を口にしたら、ちょくちょく休むけど、テストの時にはちゃんと来ていた学生が苦笑していた。

 よーわからん!
 もはや、孫ほどの年齢の学生。わからん!

 先日、眼鏡と携帯を学校に置き忘れた。たまたま帰りが同じ電車になった学生も一緒に心配してくれていた。
 で、眼鏡も携帯もすぐに私の手元に戻ってきたのだが、その学生にキャンパスで出会ったら、
「せんせ~い! 老眼鏡、見つかりましたか~?」と大きな声。
この学生さん、独特のキャラなのだけど、
それにしても、何度もデカい声で、
「老眼鏡、見つかりましたか~?」と叫ぶの、やめてくれる?

いや、かわいいんだけどね。