日常の中の政治の話題2020/02/03 11:11

何もこれは、大上段に構えた政治の話ではない。

学生たちを見ていると、政治や法律がとても遠いらしい。
選挙権があるにもかかわらず、ぼ~っとしている。

それはそうだろう。
若年層から、政治的知識を遠ざけてきた歴史がある。
若者が、暴力的な「革命」でなければ、政治的な権利など手に入らないと、思い詰めてしまうくらい、その権利を奪ってきた。

私も党派的にならないように、できるだけニュートラルに話をするよう心掛ける。
党派の名前は出さない。
ただ、現状維持がまずいということを懸命に言う。
しかし、それも怖がる教員は多いだろう。
現政権と同じ思想の人は楽だろうが、そうでない人は、主張に気を遣う。

だから、若年層は、なかなか自分の主張を持てない。

先日、美容院で美容師さんと話をしていて、
「野党はいつまで、桜を見る会の話をしているんだ、もっと他にやることあるだろうと、よく言われますが、、、」
と言ったら、
美容師さんが途中で、
「ああ、そうですよねぇ」と同調してきたので、急いで、
「あれって、政権批判がいつの間にか野党批判にすり替わってますよねぇ。現政権を批判するのを、野党にやってもらわないと、誰が政権を正すんですかねぇ」と、後を継いだら、
「あ!」という感じになって、
「そうですね」と答えてきた。

この美容師さんは、日常感覚で、政権批判する気持ちの強い人だ。
だから、そういう話をしたのだが、
この人でも、テレビのMCなどが無責任に言う野党批判については、
いつの間にか、それが正しいと思い込んでいる。
一見、良識派、ニュートラルを装っているテレビ番組のMCなどは、
結構、誘導する力が強い。
だから、そっちに引っ張られてしまうのだ。

野党は政権批判をしないといけない。
安倍のテキトーな答弁を許していてはいけない。
この国の政策は、
深慮遠謀をめぐらせて、あの手この手で、
安倍とそのお友達の利益を求めてやまない政策だ。
政治的にニュートラルなどあり得ない。
「中立」などとボケたことを言ってる間に、
はっきり目的を持って動いている連中に制覇されてしまう。

もうすでに、見え見えではないか。
だから、野党は必死でくらいつく。
真っ当な政策をやれ、と食いついている。
それを阻んではいけない。
野党を批判することは、自分の首を絞めることだと、
せめて踏みにじられている者が気づかなければ。

といくら、私がごまめの歯ぎしりをしても、
踊らされる人は踊らされるんだろうなぁ。

今の与党は政権批判は絶対しない。
昔は、まだ与党であっても、政権の暴走に声を張り上げて反対する人もいた。
そういう良識派もいたのだ。

保守・革新の境界を超えて、
不正を許さない人たちはいた。
今は、もういないのだ。
辛うじて、正しいことをしようとする人はいるけど、どうも人気がないしね。

びっくり?!2020/02/09 11:31

昨年、猫ちゃんが亡くなったので、
ぽっかり穴があいたような私を心配して、
友達が、
「サイズとか、色とかが、ココちゃんに似ているのを見つけたので、送っておいたよ」と言ってきた。

で、そのことをすっかり忘れてしまった頃、
中国から不思議な荷物が届いた。
アマゾンで、しょっちゅう、宅配は頼むけど、記憶がない。
何だろう?
以前、頼むことすらあり得ないゴールド色のまつ毛を上げる器具が届いて、
アマゾンに連絡したけど要領を得なくて、
捨てるに捨てられず、押し入れの隅っこに置きっぱなしになっているのがある。
また、その類か?

で、おそるおそる箱を開けたら、小ぶりのぬいぐるみ。
友人の言葉を思い出した。
そうか、それが届いたんだ! とはわかったが、
どこが似てると思ったんだろう?
まぁ、時々、面白いことをやってくれるトボケた人だから、
写真だけを見て、早とちりして買ったんだろうな、と思った。
肌触りはとても良いが、サイズは18センチくらいかな。



これ、モルモットだと思う。

友達に、「届いたよ」とラインで写真を送ったら、
腰を抜かさんばかりにびっくりしたようだ(笑)

頼んだのは、こんな感じだったそうだ。

あまりの落ち込みぶりに、「これでもいいよ。肌触りいいよ」と慰めながら、
私は大笑い。
猫が、なにゆえ、ねずみに?

結局、私に励まされて、アマゾンを通じて返品を要請し、
「写真を送れ」と業者が言ってきたので、私がラインで送った写真を送ったそうだ。
すると、しばらくして、
「返金します。商品は送り返さないでいいです」ということになったそうで、
このモルモットは、今も、私のテーブルの上にいる。
で、見るたびに笑っちゃう。
でも、友達は、その話になると、悲しそうな顔になる。

あれ? そうだったのか・・・2020/02/16 17:38

私は、抜けたところがあるので、
あんまり敏感に反応できないことが、チョイチョイある。

その一つ。

若いころ、人の多いところを歩くと、
向こうから歩いて来た男の人と握手してしまうようなシチュエーションがよくあった。
「あ」と、思うと、向こうもあれ?という感じ(に見えた)で、にっこりしてきたりする。
偶然、手の高さが同じなので、そうなるのだとずっと思い込んでいた。

必ず、男の人だった。
今になれば、
鈍いのもえーかげんにせぇ! という感じである。


考えてみれば、男の人と手の高さが同じで、偶然、手が重なった、なんて、おかし過ぎる。
やられてたのだ!

なぜ、今頃気づいたかと言うと、
もう長く、そんな偶然など起こったことがないからだ。
最近、人込みを歩いていて、昔のことを不意に思い出したのだ。

いかにも、のシチュエーションなら、私でもわかる。

が、そんな話は聞いたことがなかった。
だから、ずっと、こういう偶然って多いなと思っていた。
が、やっぱりおかしい。
女の人とそんな偶然は起こったことがない。
やられてたんだ!

最近、年のせいか、
昔のあれやこれやが、思い出されることがある。
忘れてたようなことが不意によみがえる。
で、やられてたことに気づく。
何が起こっているのかよくわかっていなかった幼い頃から、
いわゆる若い娘の年齢の頃まで、
実に様々なタイプのセクハラを受けていた。
この社会の女性の置かれ方に、あらためて怒りがわく。

鈍い自分にも、いささかのいらだちがわくが、
それでもなんとか無事に生き延びたのは、まさに僥倖だったのだろう。
今、いろいろな状況で苦しんでいる女性が、声を上げ始めている。
ここで、手を打たないと、日本の社会はもう、末期症状だ。

なぜ、そう思うかと言うと、
アメリカはエグイ社会だと思うが、
フェミニズムの浸透ぶりは、日本の比ではないからだ。
普通の、真っ当な、社会人男性なら、
女性の人権を侵害するとはどういうことか、ということを、
確実にわかっていると思う。
ごく普通の、真っ当な社会人をやっている日本人男性のほとんどが理解していないのとは、雲泥の差だと思う。
ま、GGIによく表れているけれど。

学生を相手にしていると、確実にレベルは上がっていると感じる。
人権意識とか、女性の人権に関しての感度は、
10年前の学生とは、格段の差だ。
かれらが、社会の基幹を担う頃には、日本もましになっているかしら。
まぁ、私はもういないけれども。

さもしい・・・2020/02/26 22:03

何と言えばいいのかわからないのだが、
情けない感じがしてしまう。

マスクが売り切れと聞いていて、
(私はとりあえず、買い置きがある)
子どもたちに送ってあげられたら、とアマゾンのサイトを見たら、
50枚入りの普通の使い捨てマスクが1万円ほどもする。

いろいろ見ていると、普通の価格のがあって、
本当にこれが売られているのかと見ると、
100円の商品に対して、送料7000円だって、、。

他の通販サイトも軒並み売り切れて、
在庫があるらしいのは、呆れるような高額がついている。

今、みんな困っているのだ。
亡くなる人もいて、誰もが予防したいと思っている。
その時に、必要とされるものに高値を付ける心理って、、、。

こういうのをさもしいと言うのだろうか。
なんだか、人が嫌いになる瞬間。

戦後の闇市というのは、こういうメンタリティだったのか。
誰もがひもじく、必要な物を買い求めて、なんでも揃う闇市に行くと、
月給の10分の一の値段でパン一個が売られたそうだ。

困っているときはお互い様と言うには、
それなりの余裕がいる。
困っている人が少なくて、手を貸せる人が多いときは可能だ。
が、みなが困っている状況では、誰も互いを助けられない。
そんな時に、備蓄してある物品を、高額で売って儲けようとする人が現れるのだ。
子どもたちにマスクを与えたいが、それほどの余裕はない。
それでも、娘は少しは買い置きがあると言っていたので、
うちの買い置きを半分、息子の家に持って行った。
娘には、生協で売っていた、睡眠用の布マスク(洗える)を送った。

二度にわたるオイルショックの時にも、トイレットペーパーを買いに走ったり、買い置きをしなかった私だが、
今度のマスクは手に入るものなら手に入れたいと切に思う。

しかし、使い捨てマスク50枚が1万円となると、
そのマスク自体が邪悪なものに侵されているように思えて、買う気が起こらない。

なんか、情けないねぇ。

新型コロナウィルスの検査は、なかなかやれない仕組みになっているそうで、各医療機関では不可能な状態らしい。
国民に検査をすることは不可能ではないのに、手続き的にハードルが高くしてあるそうだ。
その理由がわからず、感染者数を一定程度におさえておきたい意図があるのではないかと、勘繰る意見もある。
それはそうだろう。
政権は隠しことばかりで、野党の求める証拠開示をしないから、
ずっと、もっとひどいことが隠れているんだろうと憶測してしまう。

いや、隠すのに必死で、
野党の質問に明確な回答をしない政権は、ずっと後ろ暗いことをやり続けているのだ。
その尻尾が見えて、野党から追及されるが、
必死で隠すのは、尻尾だけだ。
尻尾が何かとんでもないものの尻尾で、本体がわかってどんでもないことが隠されているとわかったら大事になるから、
尻尾を必死で隠す。
え? 見えました? 気のせいでしょ? 何もありませんよ、と、
尻尾が見えたこともなかったことにしようとする。

国民が何も知らない間に、国の高官や政治家はやりたい放題やるからね。
何も知らない国民にも問題がある。
ちゃんと報じる力のあるメディアを見極めて支持しないから、
節穴のような国民の目をごまかす話題提供で政権を守るメディアの情報を鵜呑みだ。
国民が賢くならねば、といつも思う。

電車に乗り合わせた働き盛りの男女が、皆、一様にスマホのゲームに夢中になっているが、政治をほっといていいのか?
だけど、政権はやりやすい。おかしなことを言っても、気づかない国民ばっかりで、野党ががんばっていてもそのがんばりを、政権と同じようにうっとうしく感じる国民ばかり、という状況にいるのだもの。

にゃんとかせんと・・・

ひとつ前のブログ2020/02/27 12:34

なんか、もたついた文章を書いているのは、
睡眠導入剤マイスリーを服用してから、パソコンに向かったから。

マイスリーという薬、私にはよく効く。
寝つきが悪いので、たいてい、これを飲んで床に就く。
すぐに効いてくるので、床に就くまでにやることがあるときは、
ヤバい。
ふらついて、トイレに行くにも、あっちこっちにぶつかりながら移動することになる。
処方されている分の半錠にしているが、
それでも、効果は抜群である。

半分寝ている状態で、文章を書くことになる。
先日の朝、Lineを開くと、友人がわけのわからないメッセージを送ってきていた。
ところどころ、私の書いたものも混じっているかのような、支離滅裂な文章。
「これ、何?」と聞いたら、
前夜、私から来たメッセージだって、笑っていた。

え???

さかのぼって見たら、確かに私が送っている。
マイスリー服用後に、Lineをしていたのか、、、、。
寝言のような、、、
いや、寝言だった!

マイスリー服用後に仕事はするべきではない。