義姉の体験入居2017/10/11 18:03

1時過ぎに義姉の家に着き、
3時過ぎに家を出ることができた。

ケアマネさんは「思ったより、早く出られましたね」と言っている。
ケアマネさんは2時前に来てくれた。

とにかく、義姉の中で話が通ると、少しずつ、支度をしてくれる。
が、行きながらも、
「どこに行くの?」と聞き詰めだけど。

到着して、部屋に案内されて、
義姉は、
「ここ、来たことある!」と言い出す。
以前、施設見学の時、
S姉が近いから毎日来る、とパニックになった記憶があるので、
初めて来たように装う。
が、「覚えてる!」と言い出す。
ケアマネさんも私もいささかあわててしまう。

が、記憶が種々混在しているから、
病院の記憶やデイサービスのことや、あれこれが重なるようだ。

部屋は、見学した時の部屋より広く、
義姉が今使っているテーブルと椅子を持って来ることができそうだ。
部屋自体はなかなか良い。
ここなら私も住みたい。(でも、お金がない!)
やがて、ケアマネさんは帰って行き、
義姉と二人になった。
義姉は「M吉さんがいてくれてよかった」と何度も言う。

そもそもマンションの大規模修繕という名目で連れ出していて、
その偽の通知書も、自筆の同意書の控えも手元にあるので、
説明はいつもの病院より楽だ。
質問のつど、「ほら、ここに書いてあるでしょ」と言うと、
一生懸命読んでいる。

でも、なかなか納得しないようで、何度も何度もやはり質問は繰り返す。
そのつど、同じ答えを繰り返す。

「M吉さんに何かを教えてもらったら、きっとよくわかるやろねぇ」と言ってくれる。
(学生にもそう言われたい^^)

やがて、落ち着いてきたので、帰れそうな雰囲気。
「じゃあ、何か不安になったら、電話ちょうだい」と言うと、
部屋を出て、エレベーターホールまで送ってくれる。
が、部屋に戻れないのではないか。
部屋番号を繰り返して教え、語呂合わせで覚える義姉。
「数字は強いから」と言うので、なんとか大丈夫か、とエレベーターに乗った。
見えなくなるまで見送ってくれる彼女に手を振って、
見えなくなったら、なんだかかわいそうで泣けてきた。

帰り道、ずっと後悔。

施設のスタッフが前より、なんか感じが悪いように思う。
第一、おかしいのだ。
お盆頃に施設長さんから、私に電話がかかり、
義姉の入居希望の部屋(義姉本人が希望しているわけではないが)に、新たに即入居希望の人が現れた、と言ってきた。
その人を優先しないといけない、とのことで、
義姉は9月になる見通しであると伝えると、
月末にはたいてい空きが出るから、では待機者リストに入れておきます、とのことだった。
そうしたら、翌日、その入居候補者がキャンセルしたとの電話がまた入った。
それで、義姉はまた目指す部屋の入居候補の優先順位1番になった。
そして、9月、後見人が施設に連絡を取ったら、
「もう、入居の意志はないと、思っていた」と言われたそうで、後見人からメールが来た。
「はぁ?」という感じである。
施設長の妄想か、夢でも見たか。

まぁ、その後、いろいろ段取りしてもらって、
(私は仕事に追われていてそのへんは、他の人にお任せ)
今日、無事、体験入居の運びとなった。
連れ出すまでのやり取りは、もう、いやというほど繰り返したから、
書くのも飽きた。
ちょっと変形だけど。(だって、今回お泊りだから)

でも、施設の人の感じが変。
気のせいかな。
施設長の姿は見えず、なんか、スタッフが変。
みんな愛想が悪くなっている。
何だろう? 
感じが良くない。

見学の時は、活気にあふれていて、
スタッフがたくさんいて、皆、にこにこしていたのだけど、
何かあったのかな?

まぁ、管理職が変わって、職場の雰囲気が変わる、というのはよくあることだけど。
そこに義姉を置いてきたのが、心残り。

コメント

_ つゆ ― 2017/10/11 19:56

ごめんなさい、涙ぐむ、とは書いてないですね。
心残りでした。

_ M吉 ― 2017/10/11 21:28

いや、泣けてきましたよ。
切なくて、、、。
暗い気分で帰って来ました。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック