余裕がないなぁ~2017/10/03 22:24

この時期は、時間ができると思っていたので、
イレギュラーな仕事や用事を入れていた。
そうしたら、ハッと気づいたら、
詰め詰めのスケジュールになってしまっていた。

余裕がない。

能力は落ちているのに、仕事が多いとこなすのが大変。
それでも、仕事の方はなんとかエネルギーを総動員してやっている。

ただ、日常生活での劣化が目立つ。
チョイチョイ、これまで以上につまらない失敗が増えた。

そもそも筋力が落ちているので、
物を落とすことがやたら増えたし、
それを片づけるという用事まで増やしている。
指先に力が入らなくなって、リモコンも効きにくい。

一つ一つの小さな用事がさっさとこなせない。
こういうのを、いっぱいいっぱい、というのだろうか。
まさに高齢者の悩みだ。

先日、出かけたときは、出先の会館でトイレを使ったら、
何か勝手が違う。
用を済ませて出口で振り返ったら、女性用は隣だった(汗)

その後、友人と落ち合うのに、携帯電話をかけたのだが、
なにしろ、目が悪い。
若い友人がすぐに電話に出たと思ったら、エライだみ声。
友人の実家にかけていたのだ。
お父さんが出られたので、あわてて「すみません」と切った。
が、たまにこのお父さんとは電話でお話するので、声でばれたかも(汗)

テレビを観ていたら、がん保険のCM。
櫻井翔が言っている。
「それで、棺桶に入られたのですか」とか何とか。
ん? 棺桶?
いやいや、「がん保険」と言っていたのだ。

今日、大学で声をかけられた。
以前からお見かけする方で、私と同じ非常勤講師。
でも、喋ったことはない。
「M吉さんですよね?」と言われて、
「あ、はい・・・」
で、相手が名乗られた。
名前は聞き覚えがある。
「あ~、ごめんなさい、気づかなくて、、、」と言いながら、
どこで知っている人だったろう? と、頭の中がぐるぐる。
相手は、だいぶん若いから、記憶がしっかりしておられる。
聞けば、ごく最近、お会いしている。
言われて、「あ~!」と思い出す。

で、聞けば、何度も何度もお会いしている人だったのだ。
キャー、ごめんなさ~い、である。
(今日で、覚えた!)

これは年齢のせいだけではなく、なかなか人の顔と名前を覚えられないのは昔からだけど。
以前、ある人に
「はじめまして」とご挨拶をしたら、
「M吉さん、やめてくださいよ~、何度も会ってますよ~」と吹き出されたことがある。
笑ってくれる人でよかったが、怒られても仕方がない。

まぁ、もともと「天然」と言われてきたのが、激しさを増した、ということだろう。
劣化は、確実に自覚があるが、どうしようもないのよね。