勘弁して~2021/08/04 19:09

今年で最後になる科目の授業。

専門領域が多少とも進んでいるはずの最高学年。

ふだんのレポートも、なかなか読ませるのが多い。
が、成績つけのために、フォントの関係で提出者としてリスティングされていない学生のを読み始めて、「勘弁して~」といきなり音を上げている私。
いやいや、不出来なのから読み始めたのだろうとは思う。

が、最終授業。
気分よく終わりたかったのに、なんだ、この不細工なレポートは、、、。

授業を受けていたとは思えない。
こんなのに単位をやりたくない。
絶対、やりたくない。
精魂込めて授業をしたのだ。

もう、やだ~。
いやいや、たぶん、極めて出来の悪いのから読み始めたのだろう。
しかし、授業をした甲斐のないこと。

就職が決まっているそうだ。
単位を出さないわけにはいかないだろう。
でも、こんなのに? (涙)

毎年、煩悶するこの時期だが、
今回は後がない学生ばかりだろうから、来年、出直せ、とは言えない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後に、こんな餞別かよ!

ご隠居さんの使い道2021/08/16 08:44

先日、若い友人から、急遽、集まりを持ちたいとメールがあった。

彼女が力を入れている活動に関して、
同様に力を入れて動いている某国会議員が来阪するので、
ネットワークの限られた人に声をかけて、
懇談会をしたいということだ。

久しぶりの事務所に出向いた。
議員さん二人と、声をかけてきたその友人もすでに来ていて、
事務所のスタッフもいた。
その4人に私が加わったら、懇談がスタート。
あれ? これだけ? とちょっと意外だった。
祝日でもあるし、もっと集まっていると思っていたので、
現役の若手が話をするのを聞くだけで終わると思っていたが、
そういう状況ではなかった。
喋りすぎたかも、、、(笑)

で、後から、彼女とメールのやり取りをしたら、
急な声かけなのに来ていただいて、有難かったと書いてあった。

ああ、そうか、と思った。
現役世代は、何かと忙しい。
急に言われても行けないよ、という日々だろう。
そこに、隠居世代の使い道があるかもしれない、とふと思った。
活動には機動力が要る。
遠方から〇〇さんが来るので、急遽、意見交換会を持ちたい、とか、
せっかくの機会だから活動上メリットがあるので逃したくない、とか、
重要性はわかるが、
予定していない日程では、動けないことが多い。
が、隠居世代は、ほぼ毎日不要不急の用事しかなく、融通が利くのだ。
頭数合わせには都合が良い。
まだ、よぼよぼというわけではなく、一応、意見も言えるしね、、、。(くどくならないようにする、という自戒は要るが(笑))

ということで、年寄りの自分の役割が見えた、という話だ。
枯れ木も山の賑わいだ。いた方がよいこともあるだろう。

事務所の留守番とかは、体調にムラがあるので、
いつもはできないが、これから、そういうこともできるかも。
もちろん、全部、ボランティアだが、
自分が何かの役に立つと思えるのは、悪くないことだ。
自分の使い道がある、というのはいいことだ。