ちょっと愚痴、ちょっと迷い、、、 ― 2017/10/22 09:27
義姉の体験入居の期間を延ばしてもらい、
その間に、S姉が別の施設を見つけてきた。
これからオープンするというピカピカの新施設で、
経営はすでに全国に実績のある大手、
グレードも高め。
そこはショートステイができる。
最長一か月だ。
後見人が、入居費用を試算して、無理だと言っていた施設と
同レベル。
が、後見人の資産はあくまで後30年。
30年後、S姉も私もいないだろう。
義姉も今のまま30年を過ごすとは思えない。
30年後も同じ状況を維持する、という後見人の想定が現実的とも思えず、
20年後は違う展開を考えても良いじゃないかとの考え方に、
後見人もだいぶん折れてきた。
まぁ、後見人もいろいろ学ぶだろうし。
そもそも20年後といっても、S姉よりも義姉よりも、
私の方が生存が怪しい。
二人とも、痩せてはいるが、すごく丈夫そう、、、。
結局、我慢しないで、わがまま放題の人の方がストレスがたまらなくて、長生きするんだろうなぁ、なんて思ってしまう。
で、とにかく、新しい施設が、
義姉の体験入居終了の日にショートステイとして受け入れてくれるかどうか、ということだが、
無理かもしれないが、極力努力する、と言ってくれた。
こうした交渉も、結局、S姉がやらないので、
全部私の方で話をして基本的情報を把握し、
義姉の現在の施設を本契約するかどうか、という決断を迫られているところに、
新たな選択肢を提案した。
当然のことながら、みんな異議な~し! という感じ。
で、新たな展開で話が動く。
また、新しい施設の人の面談の日程調整、というところにきたので、
「おっと! またこっちに来る?」とあわてて、
全部、後見人に引き継いだ。
(引き継ぎます、という返事は来ないけど、あんたの仕事だからね。)
実は昨日、義姉を訪ねようと最寄りの駅まで行ったのだが、
なぜか、異様な人出で、タクシーがつかまらない。
今度は大きな駅まで電車で行って、タクシー乗り場に行くと、長蛇の列。
土地勘のない地域なので、他の行き方はわからない。
夕方からは別の予定を入れていたので、これはもう間に合わない、と、
義姉を訪ねるのを断念して、施設にその旨電話で伝え、引き返した。
体調がすこぶる悪かったので、疲れ果ててしまった。
夕方、S姉が訪ねたら、義姉は熟睡していて、起こしても起きない、とのこと。
緊張が続いて、あまりよく眠れていなかったのかもしれない。
私が行くと喜んでくれるので、行きたかったが、こちらも限界に近い疲れ方だった。
月曜日の予定が台風のためにキャンセルになったのが、
命拾いした感じで、ちょっとだけゆっくり仕事ができる。
もう、命を削るようにして義姉のサポートにかかわるのはやめたいと思った。
尤も、S姉がちゃんとやればできることを私がしているのだし、
後見人がもっとちゃんと仕事をしてくれれば私は不要なのだ。
もうそろそろ手を離す。
もちろん、元気も時間も有り余っているなら、いくらでも手を貸すけれど、
一段落してきたので、後は関わるのは少し、と決めた。
と言うか、私が関わる限り、他の人が仕事をしなくなる。
S姉は、家事に類することをやってはいるが、
義姉が亡くなれば、莫大な遺産が手に入る人だ。もっとガンバレ!
後見人もケアマネも仕事なのだから、報酬がある。
見返りのある人に、もっと頑張ってもらいたいよ。
一番、消耗しているのは私なんて、割に合わないよ。
そんな「損してる感」がよけい、ストレスにつながるのだろうな。
その間に、S姉が別の施設を見つけてきた。
これからオープンするというピカピカの新施設で、
経営はすでに全国に実績のある大手、
グレードも高め。
そこはショートステイができる。
最長一か月だ。
後見人が、入居費用を試算して、無理だと言っていた施設と
同レベル。
が、後見人の資産はあくまで後30年。
30年後、S姉も私もいないだろう。
義姉も今のまま30年を過ごすとは思えない。
30年後も同じ状況を維持する、という後見人の想定が現実的とも思えず、
20年後は違う展開を考えても良いじゃないかとの考え方に、
後見人もだいぶん折れてきた。
まぁ、後見人もいろいろ学ぶだろうし。
そもそも20年後といっても、S姉よりも義姉よりも、
私の方が生存が怪しい。
二人とも、痩せてはいるが、すごく丈夫そう、、、。
結局、我慢しないで、わがまま放題の人の方がストレスがたまらなくて、長生きするんだろうなぁ、なんて思ってしまう。
で、とにかく、新しい施設が、
義姉の体験入居終了の日にショートステイとして受け入れてくれるかどうか、ということだが、
無理かもしれないが、極力努力する、と言ってくれた。
こうした交渉も、結局、S姉がやらないので、
全部私の方で話をして基本的情報を把握し、
義姉の現在の施設を本契約するかどうか、という決断を迫られているところに、
新たな選択肢を提案した。
当然のことながら、みんな異議な~し! という感じ。
で、新たな展開で話が動く。
また、新しい施設の人の面談の日程調整、というところにきたので、
「おっと! またこっちに来る?」とあわてて、
全部、後見人に引き継いだ。
(引き継ぎます、という返事は来ないけど、あんたの仕事だからね。)
実は昨日、義姉を訪ねようと最寄りの駅まで行ったのだが、
なぜか、異様な人出で、タクシーがつかまらない。
今度は大きな駅まで電車で行って、タクシー乗り場に行くと、長蛇の列。
土地勘のない地域なので、他の行き方はわからない。
夕方からは別の予定を入れていたので、これはもう間に合わない、と、
義姉を訪ねるのを断念して、施設にその旨電話で伝え、引き返した。
体調がすこぶる悪かったので、疲れ果ててしまった。
夕方、S姉が訪ねたら、義姉は熟睡していて、起こしても起きない、とのこと。
緊張が続いて、あまりよく眠れていなかったのかもしれない。
私が行くと喜んでくれるので、行きたかったが、こちらも限界に近い疲れ方だった。
月曜日の予定が台風のためにキャンセルになったのが、
命拾いした感じで、ちょっとだけゆっくり仕事ができる。
もう、命を削るようにして義姉のサポートにかかわるのはやめたいと思った。
尤も、S姉がちゃんとやればできることを私がしているのだし、
後見人がもっとちゃんと仕事をしてくれれば私は不要なのだ。
もうそろそろ手を離す。
もちろん、元気も時間も有り余っているなら、いくらでも手を貸すけれど、
一段落してきたので、後は関わるのは少し、と決めた。
と言うか、私が関わる限り、他の人が仕事をしなくなる。
S姉は、家事に類することをやってはいるが、
義姉が亡くなれば、莫大な遺産が手に入る人だ。もっとガンバレ!
後見人もケアマネも仕事なのだから、報酬がある。
見返りのある人に、もっと頑張ってもらいたいよ。
一番、消耗しているのは私なんて、割に合わないよ。
そんな「損してる感」がよけい、ストレスにつながるのだろうな。
心因性、、、 ― 2017/10/22 12:24
昔、職場で、ある人が、
左耳が聞こえない、ということを言っていて、
病院で診てもらっているのだが、原因がわからないと悩んでいた。
何年か、その人の左耳が聞こえない、という悩みを聞いていたが、
ある日、こう言った。
「Yさん(上司)がいなくなったら、急に聞こえるようになった」と。
その人は、Yさんのガミガミ声が辛く、
また、Yさんもその人にやさしい感じがなかったので、辛かったのだろう。
実は、私にも似たようなことがあった。
私は右耳が痛かった。ずっと痛んでいた。
若い頃、ある研究室で非常勤で働いていたのだが、
昔のことで、今のようなパソコンはない。
英文タイプを打てる人も、そう多くはない。
私は、時折、上司の手書きの英語論文をタイピングする仕事も頼まれていた。
上司は機嫌に変動があり、
気難しいところもあり、妙ににこやかな面もある、
なんだかわかりにくい、上品で声の小さなおばさまだった。
とにかく、皆、のびのびしていない。
緊張感で張りつめたような職場で、常にし~んとしている。
出向している公務員の男性たちも、その上司と同室にいると息が詰まるのか、ほとんど席をはずして、
電算機(パソコンではない。大きなコンピューターだ。)の部屋に行ってしまう。
正職員の女性などは、顔が土色で、病気かと思うほど覇気がない。
当初、元気で冗談ばかり言っていた私も、
だんだん元気がなくなっていった。
タイプも頼まれる私は、
その上司と少し離れた電動英文タイプライター(フロッピーにファイルを保存するタイプで、当時、よそでこの手の機械を見たことがなかった)の前で仕事をするのだが、
その上司は、ささやくような声で私を呼ぶ。
上司の席は、右側だ。
それまでささやくように優しかった人が、急にヒステリックに怒ったことがあって、それ以来、私も委縮していた。
決め事がたくさんあって、ピリピリする。
やがて、右耳が痛くなって、時間ができたら病院に行かねばと思っていた。
が、仕事に行かない日は痛くない。
どうも、その上司のせいらしいと気づいた。
その職場は、午後3時になると、一番若い事務の女性職員が
皆にお茶を淹れてまわり、お菓子を配る。
あられやおかきの類が出ると、噛む音がしんと静まり返った室内に響きわたる。
皆、どうしているのか、丸のみしているのか、無音である。
友人に、
「おかきを丸のみしているから、私、今に胃をこわすかも」と言っていたほどだ。
弁当にキュウリはご法度。
噛むと部屋中に響くもん。
皆、隣の人に仕事のことで質問するのも、ささやき声だ。
こういう研究室の仕事というのは、主婦のパートとしては、上等なパートだ。
高学歴の主婦たちは、辛抱強くがんばって残っている。
が、直接、その上司の論文をタイピングする私は、狙い撃ちになる。
右耳が痛むわけ。
ある時もささやくように呼ばれたと思い、その上司のもとにとんで行った。
上司は、
「オホホホ」と笑って、「呼んでませんよ」と。
耳が過剰に反応していたのだ。
ある時、私が他の人と一緒に作業をすることがあった。
文書を封筒に入れる、というような単純作業だが、たくさんあったので、総出でその仕事をすることになった。
私は不器用なので、下手くそだ。
すると、私がその作業を始めたとたん、上司が、
「皆さんにも言っておきますが、時間が大事なので、効率よく仕事をしないといけません」とか何とか、言い出した。
M吉は、カチンと来た。
バンと立ち上がって言った。
「それは、私が仕事が遅いということをおっしゃっているのですよね」と。
上司は、急に、
「まぁまぁ」と私の背中をポンポンと叩き、
何か言いながら、「オホホホ」と笑いながら席に戻っていった。
ずっと後で、私より若い人が、
「あれ、すごくよかったです~」と言っていた。
なぜか、それ以来、この上司は、私を頼りにするようになった。
怯えているばかりの部下に、むしろ、頼りない感じを持っていたのか。
どうせ非常勤だし、他の人と同様、数年でそこを辞めたのだが、
しばらくその上司からも、顔色の悪かった正職員の女性からも、
相談があったりしたから、誰もが、互いに怯え合ってのびのびしていなかったのだろう。
あの時、耳が痛かったのは、明らかに心因性。
その手の体の不具合って、案外多い。
私の場合、からだが結構反応している気がする。
親しい友人に、「気力で生きていると思うことがある」と言われたが、
確かに当たっている。
気力で乗り切ってきたことが多い。
が、からだはちゃんと反応して、警告を発している。
今の不具合も、からだからの警告だろう。
左耳が聞こえない、ということを言っていて、
病院で診てもらっているのだが、原因がわからないと悩んでいた。
何年か、その人の左耳が聞こえない、という悩みを聞いていたが、
ある日、こう言った。
「Yさん(上司)がいなくなったら、急に聞こえるようになった」と。
その人は、Yさんのガミガミ声が辛く、
また、Yさんもその人にやさしい感じがなかったので、辛かったのだろう。
実は、私にも似たようなことがあった。
私は右耳が痛かった。ずっと痛んでいた。
若い頃、ある研究室で非常勤で働いていたのだが、
昔のことで、今のようなパソコンはない。
英文タイプを打てる人も、そう多くはない。
私は、時折、上司の手書きの英語論文をタイピングする仕事も頼まれていた。
上司は機嫌に変動があり、
気難しいところもあり、妙ににこやかな面もある、
なんだかわかりにくい、上品で声の小さなおばさまだった。
とにかく、皆、のびのびしていない。
緊張感で張りつめたような職場で、常にし~んとしている。
出向している公務員の男性たちも、その上司と同室にいると息が詰まるのか、ほとんど席をはずして、
電算機(パソコンではない。大きなコンピューターだ。)の部屋に行ってしまう。
正職員の女性などは、顔が土色で、病気かと思うほど覇気がない。
当初、元気で冗談ばかり言っていた私も、
だんだん元気がなくなっていった。
タイプも頼まれる私は、
その上司と少し離れた電動英文タイプライター(フロッピーにファイルを保存するタイプで、当時、よそでこの手の機械を見たことがなかった)の前で仕事をするのだが、
その上司は、ささやくような声で私を呼ぶ。
上司の席は、右側だ。
それまでささやくように優しかった人が、急にヒステリックに怒ったことがあって、それ以来、私も委縮していた。
決め事がたくさんあって、ピリピリする。
やがて、右耳が痛くなって、時間ができたら病院に行かねばと思っていた。
が、仕事に行かない日は痛くない。
どうも、その上司のせいらしいと気づいた。
その職場は、午後3時になると、一番若い事務の女性職員が
皆にお茶を淹れてまわり、お菓子を配る。
あられやおかきの類が出ると、噛む音がしんと静まり返った室内に響きわたる。
皆、どうしているのか、丸のみしているのか、無音である。
友人に、
「おかきを丸のみしているから、私、今に胃をこわすかも」と言っていたほどだ。
弁当にキュウリはご法度。
噛むと部屋中に響くもん。
皆、隣の人に仕事のことで質問するのも、ささやき声だ。
こういう研究室の仕事というのは、主婦のパートとしては、上等なパートだ。
高学歴の主婦たちは、辛抱強くがんばって残っている。
が、直接、その上司の論文をタイピングする私は、狙い撃ちになる。
右耳が痛むわけ。
ある時もささやくように呼ばれたと思い、その上司のもとにとんで行った。
上司は、
「オホホホ」と笑って、「呼んでませんよ」と。
耳が過剰に反応していたのだ。
ある時、私が他の人と一緒に作業をすることがあった。
文書を封筒に入れる、というような単純作業だが、たくさんあったので、総出でその仕事をすることになった。
私は不器用なので、下手くそだ。
すると、私がその作業を始めたとたん、上司が、
「皆さんにも言っておきますが、時間が大事なので、効率よく仕事をしないといけません」とか何とか、言い出した。
M吉は、カチンと来た。
バンと立ち上がって言った。
「それは、私が仕事が遅いということをおっしゃっているのですよね」と。
上司は、急に、
「まぁまぁ」と私の背中をポンポンと叩き、
何か言いながら、「オホホホ」と笑いながら席に戻っていった。
ずっと後で、私より若い人が、
「あれ、すごくよかったです~」と言っていた。
なぜか、それ以来、この上司は、私を頼りにするようになった。
怯えているばかりの部下に、むしろ、頼りない感じを持っていたのか。
どうせ非常勤だし、他の人と同様、数年でそこを辞めたのだが、
しばらくその上司からも、顔色の悪かった正職員の女性からも、
相談があったりしたから、誰もが、互いに怯え合ってのびのびしていなかったのだろう。
あの時、耳が痛かったのは、明らかに心因性。
その手の体の不具合って、案外多い。
私の場合、からだが結構反応している気がする。
親しい友人に、「気力で生きていると思うことがある」と言われたが、
確かに当たっている。
気力で乗り切ってきたことが多い。
が、からだはちゃんと反応して、警告を発している。
今の不具合も、からだからの警告だろう。
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