辛抱する力が弱ってきた2024/10/20 08:56

関わっている団体の機関誌の印刷当日。
6~7人が参加して、公共施設の印刷機を使う。

私は今回、機関誌作成には特に役割がない。
が、みなさん、いろいろご多忙そうで、
当日の朝まで、版下の修正などのやり取り。

ある記事のノンブルが間違っていた。
指摘された編集担当の人が、PDFになった原稿を修正できない。
で、その記事を書いた当人がノンブルを修正して送ってきた。
が、その送られてきたPDF原稿のレイアウトがずれていた。
その当人も超忙しい人。
たぶん、ノンブルを変えて送信した後、すぐに他の仕事にかかったのだろう。

初め、何かと自分に自信のない私は、自分のパソコンに入っているPDFのソフトがおかしいのか、とか思っていた。
しばらくすると、他の人が、レイアウトがずれている、とメールを送ってきた。
あ、やっぱり、ずれているよな、とようやくわかって、
原稿のノンブルを修正して、メールで印刷に携わる人たちに添付で送った。
が、誰も反応しない。
実は、印刷の時間が迫っている。
遠方の人は、早めの時間に家を出る。
ここは、印刷場所に一番近い私がプリントアウトして持って行くよりほかはないな、と、今回役割はなかったが、何とか一つくらい仕事をやれそうだと、プリントアウトにかかった。

ところが、プリントアウトができない。
何度も試してみて、プリンターが給紙しなくなったとわかった。
で、給紙ローラーを清掃するように、とプリンターの液晶画面にメッセージが出た。
そこで、取説を出してきて、やり方を調べようとしたが、
その方法は、オンラインのユーザーズガイドを参照するように、とのこと。
最近の製品は、薄っぺらい紙の取説しかなく、オンラインで少し詳しく書いている、という感じだ。
その時点で、私自身もそろそろ家を出た方が良い時間になってきた。

そこで辛抱が切れた。
もともと、使いにくい製品。
ええかげんにせえよー、と切れた。
もう、このプリンターは捨てる!
と決めて、アマゾンで、以前使っていた、使い勝手の良かったメーカーのプリンターを注文。
年金が上がらないのに物価高で参っている昨今、こんな物まで購入しないといけないなんて、と思いながら、
もう、プリンターなんか使わない生活に変えようか、とか、
もう、パソコンライフがそもそも無理なんだ、とか、
ああだこうだと思いながら、
結局、エイっと注文。

で、注文してから、と言うか、注文して新しいプリンターが後日届くとわかって、心が落ち着いて、
オンラインのガイドを確認することにした。
で、調べたら、至極かんたんな作業。
ん? こんなことで直るのか?
とりあえず、書かれている通り、用紙トレイをはずし、
奥の方にあるローラーを水で固く絞ったダスターで拭き拭き。
それで、再度用紙トレイを挿し込んで、
印刷操作をしたら、
あら! 給紙されてるわ!

で、無事にプリントアウトされて、件の原稿が出てきた。

なんだ、復活したんだ!
で、今度は急いで、新しいプリンターの注文をキャンセル。
とりあえず、助かった。

で、そのプリントアウトした版下原稿は、ちゃんと印刷に使われたので、ようやく貢献できたわけだ。

それにしても、辛抱が足りないな。
いや、そもそも今のプリンターの購入の仕方が、辛抱が切れた結果だった。、
まだ以前のプリンターを使っていた3年前の年末、年賀状を作っていて、突然、プリンターのカラーが出なくなり、
パニくって、通販で新しいプリンターを購入した。
プリンターは、大みそかに届いた。
でも、初めて使うメーカーのプリンターなので、使い勝手がわからない。
でも、もうすぐ年が明けるし、急いでいる。
結局、その前から使っているプリンターでモノクロ印刷をして、赤で花押に見立てたスタンプを押して、結構いいのができた。(と自分では思っている。)
で、そのプリンターは家のリフォームの時、捨てたのだが、ひょっとしたら、あれも落ち着いて、取説を見て不具合を調整したらカラー印刷ができたかも、と思う。
とても使い勝手がよかったし、印刷もきれいだったし、まだ捨てるべきものではなかったかもしれない。

たまに、こういう短気なことをやるんだよなぁ。

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