また、パワハラの話2019/12/23 11:55

最近、起こった話ではない。
いろいろ、つらつら思うのだ。

ある友人(Tとしよう)がいる。
彼女の部下に当たる人たちから、ばらばらに、何度も、
彼女のパワハラについて聞く羽目になった。
が、訴えてくる人は、自分で対決しない。
絶対、しない。
できない、というのもあるだろうけど、
対決するシチュエーションになりにくいというのもあるのだろう。
窮鼠猫を噛む、という状況にはならないのだ。
なぜなら、女性の場合(敢えて女性と言うけど)、決定的な瞬間というものがあんまり訪れないから。

身体的な暴力というのはわかりやすい。
殴れば、アウトだ。

しかし、女性同士の場合、まずそれはない。
友人T の場合、全く自覚がないようだ。
で、先日もTに会ったので、考えてみた。
彼女は、とても気さくなタイプで、正直だし、策略家ではない。
が、あの気さくさは、私のような同輩だと問題はないが、
若い人や部下に当たる人には、時として脅威になるのかと、思った。
Tの悪気のないタメ口が、部下には叱声に聞こえるのかも。

なぜ、またあらためてこんなことを思うかと言うと、
ここでは固有名詞は止めておくが、つい最近話題になった性暴力事件でも、もやもやと考えたからだ。
加害者の男は、殴ったり蹴ったりしてレイプしたのではない。
が、レイプしたのだ!
しかし、男は、「断じて、法に触れてはいない」「合意だった」と主張している。

性暴力では、この「合意」というのはいつも問題だ。
被害者の立場からは完全に無理やりなのに、加害者は「合意」と言い張るのは、長く続く偏見や女性蔑視に基づいたものだと、
女性たちは訴え続けてきた。
何度訴えても、その訴えが届かないのは、男たちが偏った女性観、性観を共有しているからだ。
しかし、加害者の男は潔白を主張し続ける。
弁護士にも言われているかもしれない。
「その時、合意だと思っていたら、それを貫きなさい」と。
その論理に立てば、故意でない場合、結果的に犯罪であっても、無罪になってしまう。
加害者の男は、確かに勘違いしていたのかもしれない。
合意だと思い込んでいたのかもしれない。
性暴力事件は、男の厚かましい思い込みがとても多い。
だから、男はレイプなんかしていないと思っているのかもしれない。
でも、いい加減に学べよ、と思う。
結果的に加害行為を行ってしまった、ということに気づけよと思う。
いい加減に反省しろよ、と思う。

で、パワハラだが、私の知る被害者は対決しないケースが多いので、
加害者側は永遠に気づかないだろう。
パワハラなんてする気もない。
が、被害者がいる。苦しんでいる。
そのことに気づくにはどうしたらいいのだろう。

年を取って、立場的に苦言を呈する側になってしまった私もそうだ。
苦言を呈された方は、苦しんでいるのだろうか?
でも、言うことは言わねば、、、。

自分の持っている権力性というようなもの、これは意識した方がいい。
自分は「タメ」のつもりでも、相手は怒られていると感じるかもしれない。

パワハラの証明は難しい。
まして、モラハラになると、もっと難しい。

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