仕事帰りに映画 ― 2018/11/22 23:46
仕事の帰りに、
メジャー系の映画館で、映画を観てきた。
ちょっと風邪っぽいから早く帰ろうかと思ったけど、
これは、予定していたので、とにかく、見逃すまいと、、、。
『華氏119』
やっぱり、マイケル・ムーアは過激だ。
ヒトラーの演説シーンに、トランプの声をかぶせる、とか、
メジャー系の映画館で、映画を観てきた。
ちょっと風邪っぽいから早く帰ろうかと思ったけど、
これは、予定していたので、とにかく、見逃すまいと、、、。
『華氏119』
やっぱり、マイケル・ムーアは過激だ。
ヒトラーの演説シーンに、トランプの声をかぶせる、とか、
トランプを逮捕するというシーンとか、
本当に、この人、どうして社会を泳いでいるのだろう、
どうして、無事なんだろうと思う。
しかし、こういう映画が作られるところが、アメリカなのか。
一方向から政治を描くと、裏側が見えない。
だから、別方向からも描く。
それでも、見えないものがあるので、また、違う方向から映し出す。
多面的に多声的に、描き出されるシーンは複雑だ。
結局、政治に「正解」はない、ということがどんどん明らかにされる。
それでも、信じるとしたら、何を?
ムーアは、そこを描く。
政治のダイナミズムに絶望し、未来への展望を見失いながら、
やっぱり、感動するのはそこなのだろう。
「無辜の民」などがいるとは思わないが、
巻き込まれた人々、振り回されている人々、
結局、だまされた人たちはいるわけで、
それらの力動を明らかにしながら、
守るべきものは何かを析出させていく流れに、
やっぱり感動する。
映画館はいろいろな映画をやっていて、
終了時間が同じ頃に別のスクリーンの出口から、若い人がたくさん出てきた。
若者向けの邦画をやっていたみたい。
相変わらず、私のいたところは、閑古鳥が鳴いていた。
若い人たちにも、観てほしいな、、、。
恋愛や友情じゃなくて、政治なんだよ、今。
と、ばーさんは思うのだけど、、、。
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