猫かぶりM吉のブログ

仕事が混んでたり、病気したり、、、
なんだか、ばたばたした日が過ぎた。

先日、頼まれた某団体の研修は、
久しぶりのテーマで、
一から資料を作っていたら、
根を詰め過ぎて、体調がおかしくなってしまった。

ちょっと、時間切れの感もあって、
内容を詰め切れていない気分で会場に向かったが、
情報量が多いので、時間内にさばくのに結構夢中。

昨年、別のテーマで同じ団体に研修したのだが、
その時に聞いてくれていた理事長さんが気に入ってくださったみたいで、
あたたかく受け入れてくださり、
皆さんもいい感じで聞いてくださっていた。

こういう組織というのは、トップの人の統率力が重要になるのだろう。
理事長さんと話していて、あらためて、
マネジメントのことを考えてしまった。
マネジメント力があるということは、組織の運営上、もちろん、最も重要なことだが、
それには、押し出しの力というようなものも関わってくる。
その理事長さんは、上背のある年配の男性。
それだけで、押し出しがきく。

昔、私も○○長、といのをやっていたことがある。
人手が足りなかったので受付にいたら、受付の女性と思われ、
少し言葉を交わした後、去り際に
「じゃあ、○○長さんによろしく」と言われてあっけにとられた。
また、ある職員さんのお父さんに紹介された時も、
あとで職員さんが、
「父が○○長さんって、女の人やってんなぁとびっくりしていました」と言っていて、こっちがびっくりした。
（感想はそれかい！？）

もうちょっと若い頃、市民向けの講演会で話をしても、
講演を聞きに来た年配の男性なんか、完全に私をなめていて、
休憩時間に私を手招きして自分の席に呼び、
「あんた、こんな本を読みなさい」と示された本は、
男性を立てるのが女性の本分、というような内容だった。

いや、それどころか、公的施設では、
私の接待を当然のことのように期待しておじさんたちがやって来る。
講座を聞きに来た年配の市民の方に、講義の前にお茶を淹れていた若い時代もある。

年を取って、そういうことはなくなった。
貫録のない私も、さすがに、一定の遠慮をされるようになった。

その押し出しのききそうな理事長さん、
押し出しだけでなく、経験も豊かで、考え方も柔軟で、
人格の高潔さもお持ちで、好感度の高い高齢男性だ。

良い出会いをさせていただいたと思っている。

人生、死ぬまで勉強、と思う。
が、勉強時間はもうあんまりなさそうな、ヘタレなＭ吉。
ちょっとだけ、時間的余裕ができたので、
（まだ仕事はあるから、こなさないといけないのだけど）
落ち着いて、考え事などをしようと思っている。