そこが違うのだが、大きな違い2024/03/26 09:47

自民党の二階氏が、
記者団に向かって吠えている場面をたまたま見た。
前後関係はわからない。
ただ、相手に向かって、
「お前もその年が来るんだよ」と言い、
「バカヤロー」と言い添えた。

文脈はわからないが、引退を表明したときの、
記者からの質問があったのだろうと想像される。
「バカヤロー」と言ったあとの唇を不機嫌に結んだ顔が映っていた。

その瞬間の私の感想。

バカヤローと言いたい気持ちは、私にもある。
年齢を重ねてしまった者の気持ちがわからないまま、
無思慮な発言をする相手に対して、そういう心性になる。

が、そういう言い方はしない。
「お若い方は、まだそういう気持ちにはなられないでしょうけれど、、、」
と気を遣いながらしゃべる。

そこが、このおっさんと私の違いなのだろう。
そこが、長年、上から人を見おろしながら頂上まで上り詰め、
嵩上げされ続けて生きて来た人間が、
老いの凋落に直面したときに、
見下ろし続けてきた相手が不遜な発言をすると、
こういう出方をするのだなと思った。

上から目線にむかつきながら我慢をし、
年を取って凋落すると、
もはや諦めきって、
踏み潰されないように用心している側の人間とは、
決定的に違う表現の仕方だ。

世の中を呪って、
多くの無辜の人々を巻き添えにして、
殺人と自死を同時にやってしまったバカおっさんと
実は、その怒りや悲しみは紙一重の心性なのだ。

だから、わかるのよ。
この憎むべきおっさんらの気持ちが。
他の女性たちは違うのだろうか。

聞いてみたいが、こんな話題はこわがられるからな~。

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