ゴミ分別のルール2024/08/29 07:50

いつも思うことだけど、
だから、以前にもここに書いたかもしれないけれど、
ゴミ分別のルールが、細かくて煩わしい。
もちろん、もうすでに、習慣化しているから、
なんとかこなしているが、それでも時々、日程が変更になったりするから、捨てそびれてしまうことがある。

これって、高齢者には難しいことかもしれないと思うのだ。

細かく分別して、決まった曜日に外に出す、という行為が、
誰でも簡単にできるのだろうか?
特に、何でも捨ててよい時代に慣れてしまった高齢者は、
なかなかなじめないのではないか。

捨てそびれて、それがたまり、だんだん気力をなくしていく、ということがありそうだ。
ゴミ屋敷はその行き着いた先かも。

テレビなどを見ていると、ゴミ袋に入ったゴミが部屋にたまっている風景が映る。
ということは、ゴミ袋に入れるところまではやっていたのだ、と思う。
捨てる気はあったのではないか。
が、捨てるタイミングがわからない。
外に置きっぱなしにはできない。決まった場所、決まった日の決まった時間にゴミを外に出す、という行為は、けっこう、困難なのではないか。

私の住むマンションでは、ペットボトルは、隔週の水曜日の早朝までに出さないといけない。で、出しそびれてはいけないので、前日に出すことになる。
が、前日、不調で寝込んでいたりすると、タイミングを逃す。
一週間分、余計にたまることになる。

以前、紙ごみの収集が細かく、厳しくなった時、
決められたカテゴリーに、すべての紙類が分類できるとは限らなくて、
大いに困った。
しばらく、紙ごみに囲まれて、ノイローゼのようになってしまったことがある。
家じゅう、分類先のわからない紙ごみだらけで悲惨だった。
で、環境事業局に、何度も電話で尋ねた。
コピー用紙はどうしましょう? 
商品カタログではなく行政発行の啓発冊子はどこに分類されますか?
などなど、行政が紙ごみ分類の具体例として挙げたケースにあてはまらない紙類が多すぎた。
何度も何度も、あれもことれも、と質問をしかけるので、
とうとう相手が、
「迷ったら、普通ゴミに捨ててください」と言った。
その一言で救われた。
相手も、応えきれなくてうんざりしたのだろう。
最初はピリピリしていた収集業者も、鷹揚になってきた。

規則を作る時は、厳格にする必要があるかもしれないが、
遵守するには、なかなかのエネルギーが要ることがある。
緩和策も必要なのだろう。

ルールに習熟して実行するのが困難な人に向けても、
何らかの救済策が要る。
その人を責めるだけでは解決にならない場合がある。

そもそも、私の子どもの頃のように、
買い物かごをぶら下げて買い物に行き、
買った商品は包装なしにかごに入れて持ち帰った時代なら、
発生しないゴミだらけだ。
家の前まで豆腐屋さんがやって来て、家にあるお鍋を持って行って、
買ったお豆腐を鍋に入れてもらう時代には
豆腐という食材を入手するのにゴミは出ない。

不用品を生み出し、不用品を処分するのに手間もお金もかかる時代だ。
なんか、経済のサイクルに目が回りそう。
そして、そのために、人々も疲弊している。
人間を大切にする経済、ということは昔から言われているが、
利益優先の経済の方が、いつも優位に立つのは、
市場経済の勝者が、やっぱり最強なのか、、、。

ああ、頭が回らない朝っぱらから、ごちゃごちゃ、書いてしまった・・・

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