人との関係のこと2018/03/19 10:49

昨日の帰り、旧知の友人と久しぶりに話をした。

友人も私も、
ある出来事の体験を共有していて、
その頃の話をした。

それは共通の友人だったFさんのわけのわからない振る舞いに振り回された出来事だ。
Fさんが情報発信力のある人で、周りが巻き込まれた。

Fさんのわけのわからない言動は、
今も私が謎解きをやっている出来事なのだが、
友人もいろいろ考え続けているらしい。

同じ事件でも見え方は全く違う。
Fさんは、私への態度と友人への態度とが、全く違ったそうだ。
友人は、「FさんはM吉さんに甘えていた」と言う。
そうかもしれない。
わかってほしい、わかり合いたい、という願望が、
私に対しては強かったので、
私がFさんに同調しなかったとき、とても裏切られた感じを持って絶望したのかもしれない。

もちろん、私にも言い分はある。
何もかも同意見というわけにはいかない。
特に社会的な立場が異なるのだから、意見が異なるのも仕方がない。
それでも、信頼し合える友達だと思っていたが、
Fさんの方は、私がFさんに同調しなかったことにショックを受けたらしいのだ。

全く別の友人が、苦笑しながら言ったことがある。
「Fさんは乙女だからね、M吉さんとなんでも一緒であってほしかったらしいよ。
でも、M吉さんは、考え方がおじさんだからね(笑)」

昨日、話した友人とも、思わず、声をそろえて言った。
「あ~、めんどくさい!」(笑)

トラウマは日本語では、「心的外傷」という。
「外傷」とはよく言ったもので、
健康な肌に何か固い物が当たっても大したダメージはないが、
けがをしている肌に固い物が当たれば、場合によっては飛び上るほど痛い。
トラブルの原因は、時としてそういうことがあるようだ。

思いもかけぬ反応を相手がするとき、
それは、飛び上って痛がっている可能性がある。
何かが傷にさわったのだ。
でも、こちらにはそれが見えないから、
「え? 私、何かしましたか?」ということになる。

過去のトラブルで、思いもかけぬ言動に出て、
周囲があっけにとられた出来事は、往々にしてそういうことがありそうだ。

その人の生育の歴史、コンプレックス、本人も気づいていない未治癒の心の傷、、、
そのようなものがトラブルの種になってしまうことがある。
自分を相対化しないと、その人は、どこに行ってもトラブルメーカーになる。

わけのわからないことで問題を引き起こす人からは、
ちょっと距離を置くしかないと思ってしまう。

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