もやもや・・・2018/03/18 22:07

私がフルタイムの仕事を辞めたのは、心身ともにアウトになったから。
心身症とばかり思って、神経科に入院して退職したが、
退職後もあいかわらず具合が悪く、
結局、癌だったということが判明したわけ。

今は、手術から10年以上経ったから大丈夫になった筈だけど、
その手術のアクシデントで水腎症になってしまった。

今日は団体の総会で、夕方から記念講演会の講師もまじえて懇親会。
お酒もだいぶん進んだ頃、隣に座っていた団体の代表が、
急に私のことに言及し始めた。
この人は○○さん(私の本名)で、
前職は○○だったの、と言えば、
皆、「あ」となる。
講師も「○○さんならお名前は知ってます」となる。

う~、辛いんだよ、その話は。
癌にまでなった、エライ目に遭った仕事だったんだよ、、、。
もちろん、懇親会にいた人はたいてい、好意的に見てくれているが、
一人だけ、そのあたりが不明の人がいる。
さんざんネット上で中傷されて、警察にも相談に行った。
(結局、悪くない人まで巻き込むおそれがあるので、告訴しなかったけど。)
「公人なんだから、何を言われても仕方がない」と中傷した方はうそぶいていた。
それにしても、私憤を晴らしているかのように、言いたい放題だった。
心身症かと思い込んで診察を受けた病院の医師が、
「そのことなら、新聞で読んだことあります」と言うくらい有名だった話で、
私が渦中の人間だと知って、ちょっとうれしそうに見えた。

そして、その中傷は、
一応、相手方の謝罪はあったけど、
一旦流れた悪意の情報は、無責任に広がったりする。
特に私のことを直接知らない人は、中傷を信じたままになる。
無責任な赤の他人にとって、見知らぬ人の悪口は、面白いネタ以外のなにものでもないのかもしれない。
しかし、ターゲットになってしまった者は、
職を失い、健康を損ない、人生が狂うのだ。

今日、私に言及した団体の代表は、とても好意的に見てくれている。
だから、むしろ、良い方の気持ちで言及してくれたのはわかっている。
でも、誹謗中傷された心の傷はまだ全然治っていないと、改めて思う。
そして、一人だけ、その中傷事件をどう受け取っているのかわからない人が混じっていて、なんかいやなのだ。
なんか、すごくいやなのだ。

良い日だったはずなのに、なんだか、帰宅してももやもやしている。

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