就活? 終活?2017/08/11 12:31

昨日は、SNSののサークルのオフ会だった。
オフ会に参加するのが、楽しみと思える会は、ここが初めて。

以前、2、3回、違うサイトの違うオフ会に参加したことがあったが、
(一人暮らしの寂しさが身にしみて、、、)
続けて行きたいとは思えなかった。
シニアとはいえ、特定の女性を探しに来ている男性がまじっていると、
出会い系のような雰囲気になって、
そういう意図のない女性にとっては、
自分がターゲットになってもならなくても、気分はよくない。
今回参加しているオフ会は、そういう雰囲気はない。
参加者が皆、程良くて、楽しむすべを知っている人たちだ。
ソフィスティケートされている感じがする。

さらに、私には、異業種交流のような興味深さがある。
今まで交流したことのない職業の人たちと他愛のないおしゃべりをしていると、
知らなかった世界が広がり、一気に豊かな気分になる。

こうしたSNSの世界をのぞいていて、先日来、感じていることがある。
男性の先達が多いのだが、
定年退職後、うまく人生のステージを切り替えている人が多いということが、とても参考になる。
私も、もうほんとうに切り替え時期なのだ。
秋学期は、週に一回しか大学に行かない。
これは、フルタイムの職を辞し、大腸がんの手術をしたときと同じ状態だ。

週に一回だけ大学で教えながら、
自分もパソコン教室に通ったj時期がある。
ソフトの使い方は、手さぐりで何とかしていたが、
ハードの方の構造を学びたかったので、通った。
得意でない分野の勉強をする、というのはなんとも落ち着かない経験だった。
いかにもメカ好きの男性たちが優等生然としているクラスの中で、
女性ばかりのグループで、PCの大きな筐体(当時は大きかった)からマザーボードを取り出し、あらかじめ仕込んである故障の原因を探す、という実習などをやっていた。

そのクラスでは、私は当然、優秀ではない。
よく理解できない言葉、一度ではわからない理屈、というような授業についていくのが大変だった。
私たちの世代は、女子が家庭科を履修している時間に男性は技術・職業を学んできた。
男性たちが最初から知っている用語も、こちらは全部初見、初聞だ。
最初から差がついている。
私の世代では、見事なほど電気関係に疎い女性がいるのも無理はないと思う。
ある分野では素晴らしい研究者でも、テレビとプレイヤーをつないだり、アンテナケーブルをつないだり、というのは全くお手上げという人もいる。
こんなことが? と思えるようなこともできない(と言うか、できないと思い込んでいる)。
これも教育の成果だろう。

横道にそれたが、定年退職後の、第二の仕事を真面目にやっておられる人たちのブログなどを読むと、
私も、早く手を打たねば、と焦ってしまう。
収入がほとんどなくなるのだから、何とかしないといけないのは事実なのだ。
カウンセラーの友人や自分で起業している友人を見ていると、
定年がなくていいなぁと思う。
自分で仕事をマネジメントするのは大変そうなので、
私は雇われて働く道を選んできた。
が、ここに来て、立ち往生。

お金の心配をしないで済む友人たちは、
もう「終活」を始めている、と言っているが、
それも大事なんだろうとは思っているが、
私はまだ「就活」の段階だ。
が、こんな私に何ができるだろう。
持病があって、からだも丈夫でなくて、
これと言った技術もなくて、職歴はかなり特殊分野。

う~ん、立ち往生。
とにかく、死ぬまでは生きていかねばならないのだから。

まぁ、とにかく、ここ数日の間に、採点したり、原稿書いたり、
締め切りのある仕事をかたづけよう、、、、。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック