平安神宮神苑2017/08/06 13:40

くそ暑い(おっと、お下品!)、猛暑の京都に行って参りました。

友人の用事につきあったのですが、用事が済んでから、平安神宮に行きました。
ただ暑いばかりで、ほんとに特筆すべきことのない京都散策ですが、
ふだんはお金を払ってまで入ることはない、と、行かないできた神苑に入りました。
桜の季節とか、紅葉の頃とか、見ごたえのある時期もありますのに、
このどうしようもない暑熱の下を、600円を払って、酔狂なお庭観賞に入りました。
これも暑さのせいでしょう。

珍しく写真を何枚か撮ったので、載せてみます。
たぶん、子どもの頃に、親か祖父に連れられて、入ったことはあると思うのですが、
自分が大人になってから、入ったことはありませんでした。
今の季節は少々もったいないかもしれませんが、春や秋なら、やはり見応えはあるでしょう。

入場券を買って入って間もなく、
日本最古の電車が展示されていて、子どもの頃の市電を思い出します。
もちろん、私の子どもの頃は、ここまで古くはありませんが(^^)


社殿を回り込んでいる神苑は、中央に4つほどに分かれた池があり、ぐるりと池の端をめぐるようにゆっくり歩きます。





しばし池の上の渡り廊下で、さわさわと吹く自然の風に涼みました。
池にはたくさん鯉がいて、実に平和な世界。
たたずまいが美しく、静かです。
このあたりは観光客も少なく、大人の人が一人、二人とそぞろ歩きしているところです。

説明書きも読まず、ただただ風景と空気を味わいました。
単に暑くて、説明なんてどうでもよかったんだけど(^^)

平安神宮は、明治28年に創建されていますから、近代の都市建設の一部ですよね。
だから、古い由縁を探す、というお勉強モードは要らない感じで、わたし的には気楽でした。