訃報・・・2016/11/07 11:40

訃報が届いた。

複雑な思いだ。

職場が一緒になり、立場的には、その人が部下。
それも私が直接指示を出す位置の人で、職場の実務処理の要。
悪い人ではないが、ポリシーが一貫しなくて、
結局、風見鶏的な動きをする人で、ほんとうに困らされた。
明示的な指揮命令系統の上司である私ではなく、
陰で暗躍する人の言いなりになったので、
ただでさえ息の詰まるような組織内が、ますますややこしくなった。

情緒的に仕事をする人で、ピリッとしない。
一般スタッフならそういう人もいてもいいが、組織の要だったので。

自分の果たした役割、責任というものを、最後まで認識していなかったと思う。
もののわかっている人は、結局は、お手上げ状態になって、
距離を置いただろう。

平たい言葉で言うと、「しっかりしていない」人なのだ。
友だちなら悪くないが、一緒に仕事をしたくない。

で、その人が亡くなったと聞いた。
真っ先に思い出すのは、やはりその人が、無意識に無邪気に、
やってくれた迷惑行為の数々。

悲しむ気にはならない。
が、悲しめない事態が悲しい。

あー、死んじゃったのか、という感じ。
両親が早死にと聞いていたので、遺伝的に長命ではなかったのかもしれない。
私より、一つ年上だった。

で、私は意外にしぶとく生きている。
いつ、死ぬのかなぁ、と、
こういう時、あらためて思う。

愚痴・・・2016/11/09 10:32

私は、一年契約のパート労働者である。
多くの同業の人が嘆くように、低賃金、無保障の身分である。

研究費も研究室も、その他諸々、専任教員が与えられているほとんどが与えられていない。

でも、90分の授業を行う点については、専任も非常勤も違いはない。
一生懸命行う。
授業準備も資料も、全部、持ち出しでやっている。

私の担当する科目は旧カリキュラムに属しているので、
1,2回生は受講しない。
だから、かつてはやたら人数が多く、大講義室でマイクで行っていた授業を、
今は、日によっては受講生数が一ケタになってしまうような授業を行っている。
だんだんこっちのモラールも下がってくる。
惰性になりつつある。

あんまり大人数も疲れ果てるが、
50人~100人までのクラスがやりやすかったような、、、。

そういう気が緩んでいる最近になって、
授業公開というのが実施されていて、
他の先生が受講しに来る。
人数が多くて、ノリノリの時に来てほしかったよな~。
もう消える運命の授業に、専任が来るな!

特に、昨日は、自分でも少々散漫だと思っていたのに、、、。
そういう日に限って、現れるのだ。

最初の頃の授業では、それでも受講した先生の感想は、
べたほめでびっくりするくらいだった。
でも、昨日は、ちょっと「レロレロ」していた、、、。
男子学生ばかりの授業で、どう展開するか、迷いながらの授業だったのだ。
そういう時に、他の先生が受講しに来ると、ろくな授業にならない。
いろいろエピソードをはさみながら、とっつきやすい内容にしようと、学生の反応を見ながら展開しようと、思っていたのに、
学生の間に年配の教授先生様の姿が目に入ると、
授業が、なんか、ぎくしゃくしたじゃないかっ。
ちょっといやな気分が残っている。

ま、いいけど、、、。
気分が盛り上がらないわ、、、。

世の中どうなってる?2016/11/09 17:07

仕事中のはずの友達から、電話。

「トランプ勝ったの?」と焦った声。
「いや、まだわからない。でもだいぶんリードしてる。
ニューヨークタイムスは80%、トランプが勝つって、、、。」
「え~っ!」

でもそのしばらく後に、トランプが勝った、との速報。

あ~。
そうなんだ、、、。

イギリスがEUから離脱したとき以上の、ショックと言うか、びっくり。

国内も国外も、
最近は選挙のたびに、脱力、気落ちする。

それにしても、トランプ? 
わけわからん!
フトンかぶって、寝たいよ。

ツイッターみたいになってるかも、、、2016/11/09 22:57

でも、つぶやく、、、。

民主主義って、かったるいんだよね、、、
もう、魅力的なものに見えないんだわ、きっと。

民主主義は時間がかかる、、、
どうがんばっても、自分の目の黒い内には実現しない、という感じはある
次世代に望みをかけよう、みたいなところがある

それが我慢できない人が増えているのだ、きっと。
目に見える成果がすぐに欲しいのだ、きっと。

だから、あっちこっちで、破たんが始まっている
ひょっとしたら、見果てぬ夢を見てきただけなのかな。

息子との会話2016/11/10 20:09

昨夜遅く、ものすごく久しぶりに息子から電話。
出張が多くて、マンションの保守点検に居合わせることができないので、私が代わりに引き受けるので、その打ち合わせ。

でも、肝心の用事はすぐに終わり、
あとは、ずっとトランプとヒラリーについて。

彼は、私の声がすごく張りがあって元気だ、とびっくりしていたが、
(からだのことを心配してくれていたらしい)、
やがて、
「あ、トランプが勝って、怒ってる声か」と。
私も納得した。
夜遅いのに、全然、眠くなくて、気が立っていたんだった。

息子の近況を聞くの、忘れた。