万葉集のお勉強2013/07/01 14:11

 年に二回の万葉集の勉強会に行って来ました。また、刺激されて帰ってきました。

 万葉集を、古今和歌集も参照しながらの楽しい講義とおしゃべり。ほととぎすの歌が登場すると、そこから吉本隆明に話が飛び、参加者もさらに脱線を加速させ、刺激的に豊かに、話は広がります。その散漫ぶりも実に楽しい。
 若輩者(なんてったって、ヤンゲスト^^)の私は、iPadを駆使して、なんとかタイミングをはずさずに、ほととぎすの鳴き声と姿をYoutubeで皆さんに披露したりします。
 持参したペンのインクがなくなっていて資料にメモを書き込むことができず、それもiPadのメモに打ち込むことに。この日は、フル稼働でした。

 ここの集まりの面白さは、もちろん、教養豊かな先生や皆さんのお話の面白さにあるのですが、もう一つ、私がいつも惹かれるのは、皆さんの人生観の刺激的なところです。
 私自身がいい年なのですから、いつまでも年長の方を仰ぎ見てお手本にしたいと思っているわけではないのです。ここにいらっしゃる皆さんは、年齢に関係なく、深い知性と思考に裏打ちされた言葉を持っておられて、刺激を受けてしまうのです。

 老いは、まさに凋落です。どのように言い換えようと、凋落には違いありません。でも、その凋落をどのように受け止め、どのように自分の人生に表現していくか、(ああ、そう考えると、老いもパフォーマンスだなぁ、、、)ということはその人の人間としての器量にかかってくるのかなと、しみじみ思うのです。

 凋落の先に「死」があります。その「死」を射程に入れながら、自分の人生をデザインしていく力が、とても力強く豊かな先輩には、真底、敬服します。リアルな人間関係を確実に築き上げながら、書物の世界に魂を遊ばせることができる人たち。
 
 お勉強会の後は、時間の許す人たちで食事をし、食後のコーヒーを楽しみました。ラフな文学談義です。村上春樹を「う~ん、何だかなぁ、、、」と思っている人ばかり(私も食わず嫌い)で、話は漱石、芥川、谷崎潤一郎、そして安部公房へとぽんぽん進みます。
 漱石の文体には、嘗て私も胸が打ち震えるほど感動した一人。高校生のときでした。いかにも昔の高校生です(^^)。当時の感動を、今でも昨日のことのように思い出します。何か瑞々しい思い出も伴って、わくわくしながら皆さんのお話を拝聴していました。

 大人になってからは文学離れしてしまいましたが、尾崎翠との出会いは感動的でした。今度は、そんな話題も出してみようかなとか、様々思いながら、良い子の時間には解散になりました。
 次回は12月。やっぱり、この集まりははずせません。

佐藤錦2013/07/03 20:14

 昨夜、関わっている団体の会議(ラフな会議です)に遅れて到着すると、皆さん幸せそうな顔をしていました。そして、目の前には、つやつやと美しいサクランボが。団体の代表の方が、会議の度に、高級なスイーツなどを持って来て、皆にふるまってくれるのです。昨夜は佐藤錦だったようです。
 みんなニコニコ。私がいただこうとすると、「あ、写真、写真」と誰かが言い出し、では、バックを白にしましょう、と、私が目の前の紙の白い部分にサクランボを載せました。(会議資料だったわ(汗))

 3個だけ載せてみて、写真を撮りました。私の下手な写真では、美しさはうまく出ていないのですが、ほんとうに、傷の全くない、見事につやつやしたサクランボでした。とてもたくさん、山盛りあったのですが、見事にみんなで平らげました。
 食べ物を写真に撮ることはあまりないのですが、美しさに思わずりました。


七夕の夜2013/07/08 20:59

 すっかり忘れていました。七夕だったんですね。

 午前中から始まった集まりがあり、その後、少し早い目に抜けて次の会合に。一応この会合の音頭取りは私だし、事務所の鍵を持っているのも私だけなので、メンバーを待たせてはいけないと、電車を乗り継ぎ、汗びっしょりになって到着。エアコンをがんがんかけて、メンバーの到着を待ちます。

 暑くてだれているのか、体調を崩したのか、欠席者続出。最後のメンバーが到着してもやっと4人。これでは大した話し合いも出来ないと、近況報告などをしあった後、「次回は会議をやめて、ビアガーデン一本だ!」「とりあえず、今夜もビールだ!」と飲みに行きました。ちょっとだけ、やけくそのM吉。
(^^;)

で、飲みに行った場所では結構盛り上がり、少人数なので、つっこんだ話などもして、あっという間にラストオーダー。私は、最終バスに間に合う時間だったので、バス停に行きました。そして、びっくり。人がいっぱい。そして川面には、とても美しい青い光。何? これ!
 
 七夕のイベントだったみたいです。そうだった、、、七夕だった、、、。

 カメラを持っていなかったので、例によって、iPod Touchでぼやけた写真を撮りました。せっかくなので載せてみます。


 わけのわからない美しさでした。

 それはそうと、牽牛と織女は夫婦なんだそうですね。子どももいるらしいです。まぁ、どうでもいいんですけど、、、。

お墓参り2013/07/09 20:16

 子どもたちが超多忙で、なかなか母をお墓参りに連れて行くことができませんでした。母は足が悪いので、車がなければ長距離移動はできません。デパートくらいなら、私がタクシーで母のお供をするのですが、お墓のあるお寺は遠いし、一人で母を連れて行くのはちょっと大変です。で、息子がやっと出来た休みに声をかけてくれました。
 平日なので、娘は仕事があるため不参加でした。息子は、数少ない休みなので、父方と母方と両方のお墓を回ることにしています。で、母と義姉(夫の姉です)を誘って、4人で行きました。

 まず、遠い方の私の実家のお墓から。母は気になっていたことを済ませてホッとしていたようです。


 とにかく暑くて、実家のお墓のすぐ横に大木のあるのが救いです。何年か前から、誰かが立っているのですが、これ、誰? 

 その後、京都駅近くのホテルでランチ。それから、夫方のお墓です。こちらは、マンション形式で、涼しくて楽です。そのうち、私の実家のお墓もマンション形式にならないかなぁと密かに望んだりしますが、よく考えれば、母がいなくなったら、一人っ子の私が祭祀財産の承継者になるのでした。文句を言う人はいないのだから、ほんとにマンションにしようかな、それとも骨仏? まぁ、まだそんなことは考えないようにします。そんなことを言い出したら、母が目を回すかもしれませんから。(^^;)

忙しかった~2013/07/29 07:25

 仕事は週に2日しか行っていないのに、なんだか、時間のゆとりがありませんでした。
会議とか、友人と会ったりとか、パソコンの前を全然動かなかったり、、、とか。
加齢のせいか、ほんとうに、仕事の効率が悪くなっているのでしょう。しかも、この数ヶ月で、体重まで増えていたわ。
 もう少し前までは、今では信じられないほど、仕事をしていたのに、、、。週に6日働いて、さらにその合間に講演までしていたなんて、もう、同じ私とは思えません。

 で、なぜ撮ったかもわからなくなった写真が、iPod Touchに入っていたので、アップしてみます。
近所の街路樹だと思う、たぶん、、、。(汗)