憧れの人 ― 2012/11/14 17:21
月曜日、京都に行って来ました。
憧れの人に会いに、、、、。
10数年来、崇拝し続けているガヤトリ・C・スピヴァクさんが京都賞というのを受賞されて、講演がありました。
京都賞というのを知りませんでしたが(私は本当に物知らず)、先端技術部門、基礎科学部門、思想・芸術部門の3部門があるそうです。昨年の思想・芸術部門は、坂東玉三郎さんだったそうです。し、知らなかった~(恥)。
スピヴァクさんの講演を聴きながら、自分なりに考えたことがいろいろ。
とても刺激的で、久しぶりにものを考える私がおりました。
スピヴァクさんがすぐ近くにおられて、わくわくして、ほんと、ミーハーでもありました。
同時通訳機を受け取って会場に入ると、使っている人と使っていない人が半々くらい。ゆっくりペーパーを読まれるのと英語なので、これなら聞き取れるかと一瞬、なしで聴こうとしましたが、やっぱり不安になってすぐに機械に戻りました。でも、通訳の方も当然のことながら専門ではないので、「ん?」と思うこともしばしばで、ペーパーが欲しいなぁと思ったことでした。
スピヴァクさんの講演を受けて、日本人研究者の報告がありましたが、一人の人は、私が昔お会いしたことのある女性について話されていて、また、いろいろ刺激されました。
中身については、もう少し、自分の中で練れてから。
京都国際会館の庭があまりにもきれいなので携帯で写真を撮りましたが、ピンぼけでした。
それにしてもそれにしても、スピヴァクさんは、やっぱり期待を裏切らない人でした。
憧れの人に会いに、、、、。
10数年来、崇拝し続けているガヤトリ・C・スピヴァクさんが京都賞というのを受賞されて、講演がありました。
京都賞というのを知りませんでしたが(私は本当に物知らず)、先端技術部門、基礎科学部門、思想・芸術部門の3部門があるそうです。昨年の思想・芸術部門は、坂東玉三郎さんだったそうです。し、知らなかった~(恥)。
スピヴァクさんの講演を聴きながら、自分なりに考えたことがいろいろ。
とても刺激的で、久しぶりにものを考える私がおりました。
スピヴァクさんがすぐ近くにおられて、わくわくして、ほんと、ミーハーでもありました。
同時通訳機を受け取って会場に入ると、使っている人と使っていない人が半々くらい。ゆっくりペーパーを読まれるのと英語なので、これなら聞き取れるかと一瞬、なしで聴こうとしましたが、やっぱり不安になってすぐに機械に戻りました。でも、通訳の方も当然のことながら専門ではないので、「ん?」と思うこともしばしばで、ペーパーが欲しいなぁと思ったことでした。
スピヴァクさんの講演を受けて、日本人研究者の報告がありましたが、一人の人は、私が昔お会いしたことのある女性について話されていて、また、いろいろ刺激されました。
中身については、もう少し、自分の中で練れてから。
京都国際会館の庭があまりにもきれいなので携帯で写真を撮りましたが、ピンぼけでした。
それにしてもそれにしても、スピヴァクさんは、やっぱり期待を裏切らない人でした。
憧れの人(続) ― 2012/11/15 08:32
京都国際会館で行われた記念ワークショップのテーマは、「翻訳という営みと言葉のあいだ ― 21世紀世界における人文学の可能性」というもの。「翻訳」について語られるのを翻訳を通して聴く、というなんともアイロニーな感じに思わず苦笑。
英語題は、
What Words Can Tell Us Through Translation: The Future of the Humanities 。
昔、某大学で、専門科目としての文学論を教えていたことがあって、専門科目なので学生の食いつきも良くて、ポストコロニアル批評にも言及しつつ、教えているこちらの胸もときめく感じだった。最近はすっかり遠ざかっていて、ちょっとだらけていた。
が、やはりここが私の居場所、と思えるようなしっくり感。境界、狭間、ボーダー、、、そんなような位置取りがいいのかも。
日本人研究者の一人はアートからの報告で、ブランド帝国主義的(そんな言葉があるかどうか知らないけど)な状況への抵抗とからかいが面白く、興味深かった。ただ、サバルタン・スタディーズと直結する話題でもなさそうでどう関わるのか?と思っていたら、司会者もからませるのに苦労したらしく結局からませなかった。でも、単独に面白い報告だった。こちらも私の従来からの問題意識と合致していて、この日のワークショップはどこをとっても、私には面白いことだらけ。
日々の雑用に追われて、この高揚した意識もまた埋もれていくのか?
この冬休みに読みたい本、やりたいことは決まった! と思っているのだけど、まだいっちょかみしている他のことの責任もあるので、またいつの間にか見失っていくかも、、、。
英語題は、
What Words Can Tell Us Through Translation: The Future of the Humanities 。
昔、某大学で、専門科目としての文学論を教えていたことがあって、専門科目なので学生の食いつきも良くて、ポストコロニアル批評にも言及しつつ、教えているこちらの胸もときめく感じだった。最近はすっかり遠ざかっていて、ちょっとだらけていた。
が、やはりここが私の居場所、と思えるようなしっくり感。境界、狭間、ボーダー、、、そんなような位置取りがいいのかも。
日本人研究者の一人はアートからの報告で、ブランド帝国主義的(そんな言葉があるかどうか知らないけど)な状況への抵抗とからかいが面白く、興味深かった。ただ、サバルタン・スタディーズと直結する話題でもなさそうでどう関わるのか?と思っていたら、司会者もからませるのに苦労したらしく結局からませなかった。でも、単独に面白い報告だった。こちらも私の従来からの問題意識と合致していて、この日のワークショップはどこをとっても、私には面白いことだらけ。
日々の雑用に追われて、この高揚した意識もまた埋もれていくのか?
この冬休みに読みたい本、やりたいことは決まった! と思っているのだけど、まだいっちょかみしている他のことの責任もあるので、またいつの間にか見失っていくかも、、、。
高崎市 ― 2012/11/21 22:14
そもそも群馬県なんて、まったくご縁がなく、なんだか今回の研究会は、ほんとうに旅をした気分でした。
駅前は、普通の都会。でも、少し車で走ると、高い建物が少ないので、空が広いんです。お天気の良い日で、もっと遊びたかった~。
駅前のホテルに一泊しました。研究会の他の参加者の人が同じホテルに泊まることにしてくれたので、3人で深夜まで部屋で喋る、喋る、、、、。若い時みたいな一夜でした。
高崎駅で入った釜飯屋さんは、お酒もおいしく、料理もおいしく、釜飯もおいしく、とっても良かったです。東日本って、なんかまた風景が違う感じもあるのですが、食べ物の味が私にはとても合うように思いました。何でもおいしかった。
この次に行く機会があれば、今度はあちらこちらを散策したいです。
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