パリ2010/08/25 15:21

仕事がなくなったと嘆いているより、できた時間を享受しようと思った。
久しぶりの海外旅行。一週間、パリ。何も規制のない気楽な旅行だ。悲しみは、心の底に、なんとなく溜まったままだが、自分の生きている世界が小さいと、実感できるものでもある。

下の写真は、泊まったホテルの窓から、撮った深夜の様子。なにしろ、9時頃まで明るいから、こうなるのは、かなり遅い時間。
パリの街はどこを見ても、重要文化財級建築

パリは、どこを向いても、重要文化財級の建築物ばかり。

風情のある路地を歩く友人。








パリ第二弾2010/08/28 19:16

写真をたくさん撮ってきたのだが、なかなか、上手に取れた物がなく、セレクトして、アップしてみる。動画を結構撮ったのだけど、このブログではアップできないのが残念。

いつもいつも、哀愁が漂う日々。それでも、友人とは明るく、珍道中を楽しんだ。どちらも、人生のうまくいかなさをかかえているが、それらを呑み込んだように、笑いながらの日々だ。

ベルサイユ宮殿。鏡の間。ものすごく、美しい。富を集めてつくられた贅沢な美だ。いつもいつも、こういう名所旧跡を訪ねるたびに思う。この時代に生きたら、私などは、この美を目にすることもなく、日々の労働にくたびれ果てて、夜の訪れと共に眠る暮らしだったのだろう、と。人々のたくさんの汗と涙と血が、この美に結晶しているのだ、と。

モンサンミッシェル・・・パリからバスで5時間余の距離にある。世界遺産で有名な地。ここもまた不思議な景観だ。遠景を動画で撮ったのでアップできないが、どうも、テレビでここを紹介した番組があって有名になったらしい。日本人を含め、観光客でいっぱい。建物は、すばらしくて、心引かれるけれど、、、。他の人も、観光客の多さにはうんざりしているのだろう。みんな、自分のことを棚に上げて、ね。

今回は、よく教会に行った。大きな教会が、あちらこちらにあって、誰でも入れる。特別に有名なノートルダム寺院などは、入るにも長蛇の列で断念したが、街のそこここに何気なく存在する荘厳な教会は、中も厳かで、思わず敬虔な気持ちになる。友人のいつにない敬虔な表情には笑ってしまったが。

パリは、街そのものが芸術だ。

とにかく、観光名所はおさえとうと、ミーハー旅行。

でも、最終日は、どしゃぶりの雨になった。

雲の上から撮りたいのは、いつものこと。